■“サプライズ”での出演も視野に――
現在、大野本人は紅白出場にOKを出しているというが、最終的な判断は“演出プロデューサー”の松本に任せているという状況のようだ。
前出のテレビ局関係者が続ける。
「2人はグループ内での最年長と最年少で、ファンからは“じいまご(爺孫)コンビ”といわれることも。自宅に招いたメンバーは『松潤だけ』と大野さんが明かしているなど、プライベートでも仲がよいことで有名です。
これまでも大野さんは、松本さんに絶大な信頼を寄せており、嵐のライブに関しても“全面的に任せる”と託していたようです」
また、松本も、大野のパフォーマンスを“嵐の原動力”として考えているという。
「大野さんは、嵐の中でもダンスの技術がずば抜けて高い。上体を不動にしつつ、足だけで下半身を高速で動かす彼のダンスは、ファンの間では『無重力ダンス』として知られています。
歌唱力に関しても、じつはSTARTO社のタレントの中でも一、二を争うほどの実力の持ち主。嵐の楽曲の見せ場で、大野さんのソロパートが設けられることも少なくありません。
つまり、ライブの演出を担う松本さんにとって、大野さんは、まさにグループとしての嵐に最も欠かせない存在なのです。
松本さんとしては、不完全な状態での嵐をファンに見せたくない。だからこそ紅白出場にあたって、大野さんの体力・メンタル面での調整が『(大みそかまでに)間に合わない』と危惧しているようです」(前出・テレビ局関係者)
とはいえ、NHK側としては、ギリギリまで紅白出場に向けた交渉を続けていく意向だという。
前出のNHK関係者が続ける。
「現在、あらゆる可能性を想定して嵐の出場に向けた“ウルトラC”を探っている状況だと聞いています。出場となれば『特別枠』での出場が濃厚で、昨年12月25日に急きょ出場が発表されたB’zのように“サプライズ”での出場も視野に入れているようです」
配信でも“期待して待っていてください”と語っていたという大野。最後の紅白出場に向けて、嵐はどんな判断を下すのだろうか。
画像ページ >【写真あり】活動休止中のヒゲ面姿の大野智(他19枚)
