2025年も残りわずか。今年も多くの女優が、確かな演技力と華やかな存在感で視聴者の心を掴んだ。
現在放送中のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』でヒロインを務める髙石あかり(22)、『天久鷹央の推理カルテ』(テレビ朝日系)の好演が光った畑芽育(23)などフレッシュな若手女優の活躍も目立ったが、彼女たちのなかで今年もっとも輝いていたと思われている女優は一体だれなのか。
そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、20~60代の男女500人を対象に「2025年に活躍したと思う女優」についてアンケート調査を実施した。
第3位は、広瀬すず(27)だ。
2015年に『海街diary』で日本アカデミー賞新人俳優賞を獲得し、以降数々の話題作に出演し着実に演技派として成長してきた広瀬。2020年には世界的ブランドのルイ・ヴィトンのアンバサダーに就任し、シックでモードな衣装を着こなして大人の魅力を見せている。今年はノーベル賞作家カズオ・イシグロ原作の映画『遠い山なみの光』で主演を務め、難しい役どころを演じきった。本作はカンヌ国際映画祭にも正式出品されており、世界を股にかけた活躍と言えるだろう。
一方で、CMで見せるキュートな存在感は唯一無二だ。今年は12社のCMに出演し、ニホンモニターの「2025タレントCM起用社数ランキング」では橋本環奈(26)やSnow Man・目黒蓮(28)と並び7位にランクインした。アンケートでもCMでの親しみやすさに好意を示す声が多い。
《CMもたくさんでているし、毎日見ている気がするから》
《親しみやすい、明るく元気、感情豊かな演技、自然体な演技に期待》
《ドラマにCMと大活躍》
《かわいい感じから大人っぽくなったので》
第2位には、若手実力派の河合優実(24)がランクイン。
今年前期の朝ドラ『あんぱん』で主人公の妹役・朝田蘭子を演じ、その独特な存在感で多くの人の心を奪った。セリフがなくても目や表情だけで感情を表現することができる高い演技力に《すばらしい》《あんぱんの演技にグッときました》と絶賛の声が多く寄せられている。
2024年のドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)での昭和の不良役も記憶に新しい。河合は昭和のドラマ作品を見て学び、当時の女子高生のしぐさや話し方を演技に取り入れたという。本作は根強い人気を受けて、2026年1月にスペシャルドラマが放送される予定だ。強い目力と存在感がありながら、出演する作品によってじつに様々な顔を見せる河合。アンケートでは、その器用さに触れる声も目立った。
《あんぱんなど、独特な雰囲気があり存在感が大きい》
《出る作品出る作品コロコロ表情を変えて素晴らしい》
《演技が凄くてどのドラマでも印象的だった》
《出ているドラマで全く印象が違うし、朝ドラはとても良かったから》
そして栄えある第1位は、今田美桜(28)だ。
アンケートでも《朝ドラヒロインとしてふさわしい演技だった》といった声があがるなど、『あんぱん』での演技が高く評価された今田。デビュー以来『悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』『花咲舞が黙ってない』(ともに日本テレビ系)など話題作に出演してきたが、今年は女優としての評価を確固たるものとした。
明るく前向きなキャラクターでCM出演も多い今田だが、9月には「東京2025世界陸上」の“TBS世界陸上アンバサダー”に挑戦。大会の公式アンバサダー・織田裕二(57)とともに大会を盛り上げてくれた。年末の『NHK紅白歌合戦』では初めて司会に抜擢されるなど、今年最後の日まで今田の勢いは止まらない。
《朝ドラのみならず、1年を通してあらゆる場面に出ずっぱり。まさにこの1年は彼女のものです》
《朝ドラ、世界陸上、CM。ダントツでしょ》
《とにかく毎日目にしないことがないくらい沢山のCMに登場していた》
《今年の女優さんの中で際立っていたと思う。ドラマに、スポーツのMCと大活躍》
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