【2025年秋ドラマ】予想以上に面白かった&期待を裏切られた作品は……?
画像を見る 川栄李奈と沢口靖子(写真:本誌写真部)

 

■つまらなくて期待を裏切られたドラマ

 

【1】『新東京水上警察』(フジテレビ系)

 

ブルー:逆に期待を裏切られたのは、『新東京水上警察』。『踊る大捜査線』の湾岸署が登場すると聞いてめちゃくちゃ楽しみにしてたのに……。なんか惜しい感じで、いまいち盛り上がりに欠けるんですよね。

 

レッド:私、加藤シゲアキの役が好きになれなかった!上昇志向ばっかり強くて、いつも不機嫌で周りに当たるし。見てるとイラッとしちゃう(笑)

 

ブルー:たしかに、登場人物に“奥行き”がないですよね。チームのメンバーも、中尾明慶がヘタレっぽい元鑑識、山口紗弥加がサバサバした姉御肌の女刑事って、典型的なパターンにはめられてるし。主演の佐藤隆太の役もちょっと暑苦しくて、『ROOKIES』を思い出しましたよ(笑)

 

イエロー:だから、“一昔前のドラマ”って感じがするんですね!どこか“平成っぽい”というか。

 

ブルー:「俺は勇敢なんかじゃない。命を、惜しむ資格がないだけだ……!」とか、セリフがクサいときがあるんですよね。最近は、『ブラッシュアップライフ』みたいに日常的な会話劇が流行ってるから、令和っぽくなく感じるのかも。でも平成のドラマって、おもしろかったけどなあ。

 

レッド:記号化されたキャラクターと仰々しいセリフっていう、平成の古臭い部分だけが際立っちゃってるのかもね……!

 

【2】『絶対零度~情報犯罪緊急捜査』(フジテレビ系)

 

レッド:『絶対零度~情報犯罪緊急捜査』も、なんともいえないよね。沢口靖子が『科捜研の女』すぎる(笑)。

 

ブルー:どんな役をやっても、まったくブレないのがすごいです!情報犯罪の捜査って、最先端の技術を駆使しそうじゃないですか。でも、チームでパソコンを使いこなしてるのが黒島結菜だけで、本当に情報犯罪に太刀打ちできるのかなって(笑)

 

レッド:沢口靖子の役なんか、あえて足を使って捜査してる設定だもんね。ドラマの中ではそれが捜査に功を奏してるけど、サブタイトルにも情報犯罪って大々的に入れてるわけだし、最新技術で犯罪と戦うものだと思っちゃうよね。

 

ブルー:重要な手がかりの花が売っているお店を、馬場園梓がたまたま知ってたっていう展開があって。元物品調達課っていう経歴をいかしたかったんでしょうけど、「画像検索すればよくない?」って思わず声が出ちゃいました(笑)。

 

イエロー:キャスト陣は経験豊富な人ばかりで、いい意味で渋い感じなんですけどね。

 

レッド:大人が多いよね。視聴者も若年層より50代以上くらいで想定してるのかも。それこそ沢口靖子が馴染みある顔だから、違和感なく見られそうだしね。

 

イエロー:情報犯罪のターゲットになる可能性が高い年代ですから、啓蒙する意味もあるのかも……?つまらないと思ったドラマも、こうやってツッコミながら見ると意外と楽しめますね。

 

ブルー:おもしろかった作品を見直すのはもちろん、ハマらなかった作品もツッコミするつもりで見てみると、逆に魅力に気付けたりするかもしれませんね。

 

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出典元:

WEB女性自身

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