放送が翌日、12月21日に迫った『M-1グランプリ2025』(ABCテレビ・テレビ朝日系)。もはや年末の恒例番組となり、毎年笑いあり涙ありの様子を届けてくれる大会で、12月4日には決勝進出者9組が決定した。初出場の顔ぶれから、常連コンビまで、バラエティに富んだ顔ぶれが揃った。
昨年は一昨年に続いて令和ロマンが優勝し、史上初となる二連覇を飾り新たな歴史が生まれた「M-1」。史上最多となる1万1521組の中から果たして誰が“21代目王者”の座に輝くのか――。
そこで本誌は、WEBアンケートツール「Freeasy」にて、20~70歳の「お笑い好き」という男女500人を対象に「M-1グランプリで優勝してほしいコンビ」についてのアンケート調査を実施した。
まず第3位に選ばれたのはヨネダ2000。
今年で結成6年目を迎えるヨネダ2000。’22年には結成3年目ながら決勝に初進出しただけでなく、5位と好成績を残すなど賞レースで目覚ましい活躍を見せている若手コンビだ。’23年以降は準々決勝での敗退が続いていたもののついに今年、3年ぶり2度目のファイナリストへと返り咲いた。
女性芸人としては初の2度目の決勝進出という偉業を達成したヨネダ2000に対して、アンケートではこんな期待の声が。
《バラエティー番組で最近みました。お二人ともとても面白くて、仲もよさそう。女性だから、女性にとってほしいという思いがあります。》
《ネタが面白い。キャラにあったネタがすごく良い》
《まだ女性は1人も優勝していないから。》
やはりリズム感を活かしたシュールでクセになるネタが好きという声や、いまだ誕生してない“初めての女性チャンピオン”を期待するという声が多く寄せられていた。
第2位に選ばれたのはヤーレンズ。
「M-1」初参加の‘15年から準々決勝進出と目覚ましいデビューを飾り、’23年に初となる決勝進出を果たしたヤーレンズ。ツーマンライブでしのぎを削り合ったライバルの令和ロマンとともにM-1の決勝に初進出した’23年は準優勝と惜敗。’24年もリベンジ達成を果たせず5位という結果に終わった。
ツッコミを担当する出井隼之介(29)は今回の決勝進出者の会見で「後輩たちからも『まだいるのか』って目で見られだしているので、そろそろ優勝したいと思っております」と、3度目の正直として優勝への意気込みを見せていた。
アンケートでは、
《変に必死な笑いではなくとても面白いのに惜しい所で敗退。個人的に人間性も好きな人達なので次こそは優勝して欲しい。》
《最近惜しいとこまで行ってる》
《ネタが好みで毎年期待しているけどあと一歩で優勝を逃しているので今年こそ期待してます》
など、過去2度の“惜しい”様子を見ていたファンからの、優勝を期待する声が多く上がり、期待度の高さが見て取れた。
そんな2組を抑えて第1位に選ばれたのは真空ジェシカ。
笑い飯に次ぐ“5年連続決勝進出”という記録を達成した真空ジェシカ。昨年の大会では初めて最終決戦まで進み3位という結果を残した。今年は“3位のコンビは翌年の大会で決勝に進めない”という「M-1」のジンクスを見事に打ち破って5度目の決勝の舞台にコマを進めた。今年は昨年チャンピオンの令和ロマン、2位のバッテリィズの不参加もあり、優勝最有力候補との呼び声も高い真空ジェシカ。現在の「M-1」の“顔”ともいえる存在だが、今年こそは“5度目の正直”となるのか。
アンケートでは、
《真空ジェシカのライブに行ったことがあって、とても面白かったから》
《以前にもいいところまで勝ち上がってきていて、今度こそはと思ったので。》
《昨年の決勝でも最後の3組に残っていて、いわば決勝常連のような存在で独創的なネタが観ていて飽きないし面白いと思うので今年こそ優勝してほしいと思っているから。》
など、5年間決勝に進出し続けられるほどの“ネタの面白さ”を評価する声や、今年こそは優勝してほしいといった応援するファンの声が多く見られた。
大会2連覇を果たした令和ロマンの次に“漫才日本一”の称号を手にするのは一体誰か。
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