2月11日、元ロンドンブーツ1号2号の田村淳(52)がXを更新。現在ネット上で拡散している、エプスタイン事件をめぐる自身に関する“噂”について初めて言及した。
エプスタイン事件とは、米国の大富豪ジェフリー・エプスタイン氏が未成年少女らへの性的搾取や人身売買に関与したとして摘発された一連の事件を指す。同氏は2008年、フロリダ州で児童買春の罪で起訴・有罪判決を受けたが、司法取引により軽い刑にとどまった。その後、2019年に未成年少女らに対する性的人身売買の疑いで再び逮捕され、勾留中に死亡している。
同氏は生前、ドナルド・トランプ大統領や英王室のアンドルー元王子、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏ら、政財界の有力者との交友関係が取り沙汰されており、事件は国際的な波紋を広げた。著名人の関与をめぐってはさまざまな臆測や情報が飛び交い、現在も関連文書の公開などを通じて議論が続いている。
田村は投稿の冒頭で、《エプスタインの件で根も葉もない。事実無根の噂が飛び交ってるので…しっかりと訂正しておきたいと思いポストします。長文のポストになりますがご理解ください》と説明。そのうえで、“噂”が広がった経緯を次のように明かした。
《昨年アベプラにて、エプスタイン島を知ってるか?とゲストに聞かれて、知らないと答えたことから端を発しています。あれだけの大きなニュースを知らないなんておかしい!という声が上がり、そこからビルゲイツ氏と仲が良いから淳も関与しているとか、エプスタイン文書に名前が載ってるとされる伊東襄一氏(編集部注:伊藤穰一氏、以下同)と一緒にイベントのポスターに掲載されて、伊東襄一氏と親交があるのだから怪しい!などなど…そこから田村淳もエプスタイン事件に関与してるというデマが拡散されているという流れです》
田村が言及したのは、2025年1月に放送されたABEMAのニュース番組『ABEMA Prime』での発言だ。番組内でゲストがエプスタインの名を挙げた際、田村は『島の名前ですか?』『知らないです』などと答えていた。
その後、今年1月末にアメリカの司法省が同事件の膨大な関連文書を公開。そこにMIT(米マサチューセッツ工科大)メディアラボの元所長で、現在は千葉工業大学の学長を務める伊藤穰一氏の名前が何度も登場していたことから、番組内での田村の発言が再び注目を集めた。
伊藤氏はデジタル分野の起業家・投資家として国際的に活動してきた人物。2019年、エプスタイン氏から多額の寄付を受けていたことが報じられ、メディアラボ所長およびMITの教授職を辞任している。
「今回公開された文書にも伊藤氏の名前がたびたび登場し、エスプタイン氏とのメールのやり取りも含まれていました。もっとも、文書に名前が記載されていること自体が、直ちに事件への関与を意味するものではありません。
こうした経緯があるなかで、伊藤氏と田村さんがともに2024年7月開催の世界最大級のビジネス・ピッチコンテスト『スタートワールドカップ』に登壇していたことから、2人の関係を疑う声がネット上で広がりました。
また、田村さんは2011年に外務省で開かれた『世界ポリオデー』の会見で、ビル・ゲイツ氏からビデオメッセージで『ポリオ撲滅のために動いてほしい』と名指しで依頼されたこともありました。
そうして、『ABEMA Prime』の切り抜き動画と、『スタートワールドカップ』のポスター画像が一部のネットユーザーによって拡散され、田村さんに疑惑の目が向けられる事態となっていたのです」(WEBメディアライター)
ネット上の憶測について、田村は改めて《エプスタイン島のことは、恥ずかしながら昨年まで本当に知らなかったです。そこは勉強不足、情報不足は認めます。ですが、知ってるのに知らないフリをしている!怪しい!エプスタイン事件に関わってるんだ!というのは飛躍しすぎだと思います》と否定した。
さらに、ビル・ゲイツ氏との関係については、《私は2011年にビルゲイツ氏に外務省経由で、ポリオワクチンのことを広める為に協力して欲しいとビデオメッセージをもらったことがあります。どのような経緯でビデオメッセージが作られたのかは知りませんが、私はビルゲイツ氏と親交はありません。会ったこともないし、直接話したこともありません》と説明。
また、伊藤氏についても、《同じイベント(スタートアップワールドカップ)のポスターに出演者として掲載されていますが、伊藤氏と私は違うトークセッションですので、直接お会いしてないし面識もありません》と関係性をきっぱりと否定した。
実際、同イベントでは伊藤氏が河野太郎氏(63)らとパネルディスカッションに登壇した一方で、田村は出演者2人の対談セッションに出演しており、両者が共演した事実は確認されていない。
最後に田村は、《無理矢理エプスタインとの関係をこじつけて、都合の良い情報に変換して、発信するのはとても許せるものではありません。この事実無根の内容をSNSでポストされてる方、拡散されてる方には訂正と謝罪を求めます。そして酷い投稿には厳正に対処していきたいと思います》と結び、強い姿勢を示した。
SNS上で情報が瞬時に拡散される時代にあって、発言の切り取りや憶測が独り歩きするケースは少なくない。今回の一件は、著名人をめぐる情報の受け止め方と、その真偽を見極める姿勢の重要性を改めて浮き彫りにしている。
