岸本加世子(写真:本誌写真部) 画像を見る

「実父は(施設で)介護して看取ったんですけど、今は育ての父(継父)を在宅で。要介護5なんですけど、介護しています」

 

3月10日に放送された『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で、そう明かした岸本加世子(65)。現在88歳の継父は脳梗塞を3回発症して高次脳機能障害が残り「失語症とか手足のしびれ、動作に不自由とかがある。なんとか家の中を伝い歩きができる」状態だという。

 

「いや~本当に大変です、正直言って。ストレスもたまりますし。だから、枕を蹴っ飛ばしたり、障子を蹴っ飛ばしたり、ストレスを発散しながら、(介護を)やるようにしてます」

 

と本音を吐露する場面も。2人の父の介護歴は合わせて10年を超えるとし、「巡ってくるもんですからね、しょうがない」と淡々と語っていたが――。

 

岸本の知人は、彼女の生い立ちについてこう語る。

 

「加世子さんは6歳まで両親と静岡県島田市で暮らしていました。マグロ漁船の漁師だったお父さん(実父)とお母さんの離婚にともない、お母さんとともに横浜市鶴見区に移り住みました。その後、お母さんが再婚し、川崎市内の県営団地で中学3年生まで、お母さんと再婚相手(継父)の間に生まれた10歳下の弟とともに暮らしていました。

 

彼女は高校1年生のとき、西城秀樹さんのコンサート会場でスカウトされました。芸能界には興味がなかった加世子さんが断っていると、事務所の人が何度も自宅を訪ねてきたとか。彼女は当時、いわゆる“ヤンキー”で、将来を不安に思っていたお母さんから“そんな中途半端なことをしているんだったら、芸能界で根性試してこい”と言われて考え直したそうです」

 

実母から背中を押された岸本は’77年放送のドラマ『ムー』(TBS系)で女優デビューを果たす。’81年には映画『男はつらいよ』で渥美清さんと共演し、瞬く間に人気女優となった。

 

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