「なんかちょっと、ね。まぁ仲間だったけど、やっぱりいまね、そういう渦中にある人だから難しいなと思ったんだな」
3月29日放送のラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN系)で、こう語ったのはお笑い芸人・有吉弘行(51)。東京・代々木公園を通りがかったところ、バームクーヘンを販売していた元ジャングルポケット・斉藤慎二被告(43)を目撃したことを明かした。
有吉は「声かけるのもなと思ってさ。遠目から盗撮だけしてさ」と振り返り、撮影した写真はジャングルポケット・太田博久(42)に送ったという。
斉藤被告が代々木公園でバームクーヘン販売をしていたのは、3月28日、29日の週末。野外のカルチャーイベント「Spring Love 春風」に出展していた。同イベントを訪れていた客は言う。
「ちょうど花見シーズンと被ったので代々木公園は人でごった返しており、斉藤さんは店頭に立って必死に呼び込みをしていました。バームクーヘンを購入していない人とも記念撮影に応じておなじみの『はぁ~い!!』を披露するなどサービス精神満点でした。
ただ、イベントの性質上、どうしてもハンバーガーやケバブを提供する出店のほうが人気で、そこそこの人が集まってはいたものの大盛況とまでは言えないような客入りだったと思います」
そんな斉藤をかつての芸人仲間が遠慮がちに見守るのは、“シビアな状況”に置かれているからだろう。
’24年7月に東京都新宿区内の駐車場に停車していたロケバス内で、20代女性に性的暴行を加えたとして、不同意性交と不同意わいせつ等の罪に問われている斉藤被告。3月13日に初公判、17日に第2回公判が行われたばかりだった。
「斉藤被告は『私の行為に同意してくれていると思った』と無罪を主張しましたが、被害女性は第2回公判の証人尋問で事件当時の出来事を赤裸々に証言。キスや胸を触られただけでなく、口腔性交も強いられたといいます。さらに、斉藤被告側から2500万円での示談が持ちかけられたことも判明。
条件には“芸能活動の継続”“処罰を求めない”といったことが書かれていたそうですが、女性は『実刑を求めます』と断固として示談を拒否しました。双方の主張は食い違いを見せていますが、斉藤被告が実刑になる可能性も指摘されています」(全国紙社会部記者)
だがそのいっぽうで、斉藤被告が熱心に勤しんでいるのはバームクーヘンの移動販売だ。’25年4月から関東近郊を中心に移動販売を始め、初公判後も各地を転々と回っている。
「斉藤さんは購入客との記念撮影や握手だけでなく、求められればサインにも応じるなどサービス精神旺盛。ただ、公判中であっても仕事をすることは可能ですが、タレント性をウリにした働き方には疑問の声も上がっています」(芸能関係者)
3月24日から26日にかけては埼玉県・東松山市を訪れていたが、最終日の26日はあいにくの雨模様に。肌寒い気温でもあったが、斉藤被告は午前11時~午後7時まで店頭に立ち続けていたという。最終日に訪れたという客は、斉藤被告の様子を「すごく元気に振る舞っていて、裁判中であることを微塵も感じさせない明るさでした」と本誌に証言していた。
だがそのいっぽうで、斉藤被告が販売していたバームクーヘンには“異変”もあったようだ。これまで何度かバームクーヘンを購入しに会場を訪れたという別の客は、こう語っていた。
「販売開始当初、群馬県や埼玉県で販売されていたのは700円のカットタイプと1900円(ともに税込み)の小ぶりのホールタイプだったと記憶しています。ですが先日の東松山市では、大きめのホールタイプのプレーンが2880円、バナナ風味が2980円で販売されていました。また、販売開始当初とは違って、小ぶりのホールタイプが1980円(すべて税込み)になっていたので、わずかに値上がりしていた印象です。もうひとつ気になったのは、カットタイプが初めから陳列されていなかったことです。それを目当てにしていたので、“あれ?”と感じましたね」
密かに価格改定がされていたようだが――。前出の芸能関係者は言う。
「代々木公園での販売も、商品のラインナップは東松山市と同じでした。カットタイプは取り扱われておらず、プレーンとバナナ風味の大きなホールタイプ、小ぶりのホールタイプのみ。いっぽう『クーヘン斉藤』のHPでは、カットタイプも以前と同じ価格の700円で通販可能となっています。ですが一番安い商品を店頭で販売しないのは、少しでも収益を上げたいという思惑があるのかもしれません」
バームクーヘン販売をめぐっては昨年11月に、販売事業を手掛ける会社との金銭トラブルが「FRIDAY」で報じられていた。記事では、会社側が売上金約160万円と釣り銭の準備金を斉藤被告に“持ち逃げされた”と主張。対する斉藤被告側は、2カ月分の報酬が支払われていないことを理由に売上金を手元に留めていると同誌の取材に説明していた。
前出の芸能関係者は、こう続ける。
「トラブルが解決されないうちに、斉藤さんは昨年10月末から会社を通さずに商品名やパッケージデザインを変更して仕入れ・販売を始めたといいます。バームクーヘンのラインナップや価格が変わったのも、トラブルによる影響があるのかもしれません。
いっぽう斉藤さんはジャングルポケット時代から、趣味の競馬で多額の借金を抱えていたといいます。事件の被害女性には示談金として2500万円を提示したそうですが、そんな大金を持っているとは思えない。競馬で作った借金は数千万にも上ると言われており、“1億円じゃきかない”との噂もあるくらいです。
斉藤さんは事件発覚後に“金がない”と嘆いていたそうで、知人たちの協力を得てバームクーヘン事業が立ち上がったと聞いています。金銭トラブルによって人間関係にも溝が生じてしまったようですが、どこまで続けられるか……。不安要素が多すぎるように思います」
必死にバームクーヘン販売を続ける斉藤被告だが、その先にどのような未来を思い描いているのだろうか。
画像ページ >【写真あり】店頭販売されていなかった700円の「クーヘンカット」(他10枚)
