[E:note]じつは、みなさんを25歳くらいだと思っていたんですよ。SHOW-YA の『NAONのYAON』のステージで演奏を観たとき、あんまり上手いんで驚きました。
TOMOMI:
イヤイヤイヤ……(笑)。
[E:note]あのときSHOW-YAとかメインでみんなすごい連中が出ていたから、大先輩たちの前で演奏するのはどんな気分でしたか?
TOMOMI:
めちゃくちゃ緊張しましたよ。SHOW-YAさん、そのとき企画で制服を着ていらしたんですけど、SCANDALも制服なので一緒に写真を撮ってもらったりして、優しくしてくれはったんですごくリラックスできました。野外でそんな大きいところで、みんなに見られるのが初めてだったので、すごい緊張しましたね。最初、どうしたら良いかわからんかったから、震えてましたね、ずっと。
[E:note]ステージに立つ前に4人で必ずかけ声をかけたりするの?
HARUNA:
あります。円陣を組んでまずはそこで気合を入れて、それから縦に一列並びます。ステージに出て行く順番でRINAが先頭で並び、SEが鳴り出したとたん、みんなで背中をバチン!とやって出るんです。
RINA:
めちゃくちゃ強いですよ、みんな叩くんが。バチン!と叩かれた勢いでボンと出て、ああ出ないとあかん、みたいな(笑)。
体育会系です、基本。
[E:note]SCANDALになった由来が、みんなが練習をしていたスタジオが入っていた雑居ビルの中にあったお店の名前だって本当?
TOMOMI:
本当です。スタジオがビルの6階で、それ以外の階に入っているお店が全部そういうお店やったんで。その次の日に、イベントに出してもらえるということになって、そのときに名前がついてなかったですよ。だから名前をつけなきゃあかん!ということで、スタジオで練習が終わった後にビルを見たら、SCANDALって書いてある看板がいちばん大きくて光っていたんですよ。「こんなおもしろい名前はないわ!」と思って(笑)、明日ライブだし、この名前でいこう!と、最初はノリでつけましたね。
[E:note]みんなもそれいいね!って感じだったの?
RINA:
練習の帰りやったんですよ。基本、スタジオでめちゃくちゃハイテンションになるんで、そのままのテンションのまま名前をつけてしまったから、冷静に考えてないというのもあって(笑)。
[E:note]でも、女子高生バンドの名前がSCANDAL!ってインパクトがあっていいじゃない。それこそ、名前を聞いて、「こいつらヤバイよ」と思われてしまうことはない? じっさいの自分たちとギャップがあるとか?
RINA:
そうなんですよ、どう思われているのかなぁ。
TOMOMI:
どう思われているのか気になるんですけど、
MAMI:
自分が客観的にこういう子たちがいたら?って考えると、「本当に弾いてるの?」とか、「ライブでどういうことをしてんだろう?」とかはすごく考えますね。
[E:note]今日、最初に会ったとき、そういうギャップは感じましたよ。ステージだと本当に大きく見えるから、こんなに小柄で可愛いの!って。でも、本当に弾いているの?とか言われて、腹立ったりはしない? じっさいすごく練習しているのに。
HARUNA:
うん。
MAMI:
エッ! そう? 私は「弾いているの?」って聞かれれば、「弾いているよ」と言うくらいですけど、まあリーダーはそうでもないらしい(笑)。
RINA:
そんなにキレイに聴こえたかな!
[E:camera]撮影/若原瑞昌(D-CORD http://www.d-cord.com/)
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[E:note]SCANDALオフィシャルHP:
http://www.scandal-4.com/