[E:note]今年1月デビューされたばかりなんですよね。上京されてからはどのくらい経つんですか?
城:去年の2月に東京に出てきたので、1年ちょっとになりますね。

[E:note]デビュー日の1月7日、どのような気持ちで迎えましたか?
No_0013 城:確かその前日、大阪にキャンペーンに行っていたのですよ。夜中に東京に帰ってすぐに開いているCDショップに行って、自分のCDが店頭に並ぶんでいるのを確認しました(笑)。

[E:note]初めて自分のCDを手にしたときの気分は?
城:わぁっ~~!! って、すぐに出来たばかりのCDを持って写真を撮ってもらいました(笑)。やっぱり、形になったのを見たときはうれしかったです。

[E:note]そうですよね、まずは城さんはプロの歌手になるまでどのように過ごしてこられたのですか?
城:私が音楽自体に触れたのは、3歳のときにピアノを始めたのがきっかけで。それからずっとピアノを続けて高校も音楽科に進み、そのころやっていたのはおもにクラシックでしたね。

[E:note]ちょっと意外です、もともと島唄ではなくクラシックをやられていたんですね。
城:鹿児島市内の高校に通っていたころ、島唄を歌っていた兄の影響で、改めて奄美の民謡のすばらしさに気づいたんです。同じ鹿児島県なのに、奄美の島唄があまり知られていなくて、それがちょっと寂しく感じた。それで、この素敵なものをもっといろんな人たちに知ってほしい、そう思って島唄を歌い始めました。高校2年のとき、たまたま市内の公園で、島唄を歌ってストリートパフォーマンスをしているとき、今のレコード会社の方から声をかけていただいたのがきっかけで、それからオーディションを受けたりレッスンをしたりしながら歌手活動を始めたんです。

[E:note]同じ鹿児島県でも、鹿児島市と奄美大島とはぜんぜん違うんですね。
城:ぜんぜん違います。言葉もまったく違いますし、文化も、人のノリっていうのかな、雰囲気もかなり違いますね。私は、中学2年生のときに母と一緒に奄美大島から鹿児島市に引っ越したんですけど、13歳上、11歳上、と年が離れた兄二人も鹿児島に住んでいましたし、奄美には大学がないので、大学に進学したい場合は島を出なくてはならなくて。だから、最初のうちは鹿児島市内の雰囲気に慣れなかったですよ。島口(しまぐち/島の言葉)ではこう言うのに、それが通じないから、通じるにはどう言えばいいかわからない。父は奄美で観光ガイドの仕事をしているので、奄美に残り、ジャングルのような山の中だったりマングローブだったり、海をシーカヤックで案内したりしています。

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