新ユニット『ドリームモーニング娘。』を結成☆CD発売連続インタビューvol.3
「久々にアドレナリンが大放出しましたね。あの瞬間は、昔の記憶が蘇ってきたと思いましたね」
―サンプラザのお披露目ライブはどうでしたか?
飯田 モーニング娘。を卒業して、ソロで活動もしましたが、そこで自分がシャンソンなどゆったりめの音楽が好きだとか、自分がどんな性格なのかを知ることができました。メンバーとは今でも仲がよくて、中澤姉さんやなっちとご飯行った時に三人とも「そろそろやりたくない?」と口を揃えて言ったのがきっかけでした。ライブまでの過程も少し携わっていましたし、ハロープロジェクトとしてステージに立つのと、ドリーム モーニング娘。としてステージ立つのはやはり違いますからね。お客さんの声援を受けて、久々にアドレナリンが大放出しましたね。あの瞬間は、昔の記憶が蘇ってきたと思いましたね。大人になったので、大人の『LOVEマシーン』にならないかなと不安に思うこともありましたが、しかし、曲が流れるとスイッチが入って、昔の気持ちと感覚が自然に戻っていましたね。すごい楽しかったです。
―改めてドリームモーニング娘。を結成してみてどうですか?
飯田 昔は同じグループのメンバーでありながらも、ライバル視していた部分はありました。でも、メンバーのことはすごく好きでしたし、卒業してから、もっと好きになりました。昔のVTRや曲を聴いて、客観視できたんですね。モーニング娘。としての演出ができるようになりました。私は当時、お腹を出した衣装だったり、髪を長くしたりしていましたが、それもひとつのキャラだったので(笑)。ドリームモーニング娘。を結成するにあたって、ダイエットにも励みました。今度は、センターが誰とかではなくて、一人一人役割分担をしていきたいですね。
―このメンバーで、もう一度リーダーはどうですか?
飯田 現役の時は、一番長くリーダーをやらせてもらいました。当時はリーダーシップをとろうと必死でしたが、本当はマイペースで人に譲ってしまうタイプなので…今度は空気感を大切にしたいなと思いました。
―新曲については?
飯田 モーニング娘。を卒業してからも、『LOVEマシーン』など、よく歌わせて頂きましたが、私たちの心の中では、同窓会ではなく一つのユニットとして活動したかったという思いがありましたね。だから、新曲が出せることはとても嬉しかったです。今までの曲に感謝しつつ、新しい曲も頑張りたいですね。
―レコーディングをやってみてどうでしたか?
飯田 ものすごく楽しいですね。明るい曲もありますが、しっとりした歌も唄っていています。気合いを入れて練習していたら、ディレクターさんに「かおりん、すごいな~ギラギラしているね」と言われました。つんく♂さんのプロデュースからも離れて、色んなものを見てきたので、自分なりにアレンジできるようになりました。私たちと同じようにファンのみなさんも年をとっているので、私たちの体力も戻さないといけませんが、ファンのみなさんも戻してねと言っています。