11月より昼ドラに登場のイケメン俳優は「年上の女性が好き」!?
金沢の老舗旅館「かぐらや」に嫁いできた嫁と姑の闘いを描いたドラマ『花嫁のれん』のシリーズ第2弾が現在放送中です。
そして11月14日から「かぐらや」の新人板前(榛名武司)役として出演するのが岩永洋昭さん。
役衣装の板前姿で取材に現れた岩永さんは、モデル出身だけあって187センチの長身イケメン。さて、どんなお話をしてくれたのでしょうか? さっそくご覧ください!
――はじめに『花嫁のれん』の台本を読んだときの感想をお聞かせください。
「自分が出演する、しないを抜きにして、物語に引き込まれました。話が進むにつれて、もっと面白くなっていくので、シリーズ第2弾がつくられる理由がわかりました。自分の役としては、やりがいのある役をいただいたので、プレッシャーと身のひきしまる思いで臨んでいます」
――岩永さんの役どころを教えてください。
「『かぐらや』の新人板前として、第3週(11月14日・月)から出演します。そして、羽田美智子さん演じる奈緒子と恋愛模様があるかもしれない……という役どころです
――野際陽子さん、羽田美智子さん、山本圭さんといった大先輩との共演の感想は?
「すごく勉強になることがたくさんあるので、自分の力にできるようにと思って、毎回、一生懸命やらせていただいています。日々、勉強ですね」
――大先輩方と、初めて現場で会ったときの感想はいかがでしたか?
「去年のシリーズ1作目と、スタッフさんもキャストもほとんど変わっていないので、途中参加の自分は大丈夫かなと思ったんですけど、気さくに話していただいたりして、リラックスして現場に入ることができました
――岩永さんは『仮面ライダーオーズ/OOO』の伊達明/仮面ライダーバース役で人気を博しましたが、今回、『花嫁のれん』に出演が決まったときのご感想は?
「すごくうれしかったです。僕は九州出身で、大学から親元を離れて、なかなか実家に帰る機会がないんです。自分ががんばっている姿を毎日、親や親戚、地元の友達に見せてあげられる。それが僕の中ではうれしいんですよ
――昼ドラの撮影は過密なスケジュールで知られていますけど、撮影に入る前に聞いていました?
「すごく細かく時間が割られていて、撮る分量が多いというのは、ちらほら聞いていたんですけど、今のところまだ大丈夫です(笑)。これから本格的に忙しくなるということですが、不安よりドキドキのほうが多いですね。勉強になるのでありがたいことです」
――『かぐらや』の新人板前・榛名武司(はるなたけし)を演じるにあたって心がけていることは?
「真面目で不器用で、一直線な板前さんです。とくに考えすぎず、自分の中にある、似たところを自然な形で出せるようにしています。伊達明/仮面ライダーバース役は、自然体で演じるというのとはまた違ったので、その切り替えは意識しています
――ということは、榛名武司は自分に近い状態で演じているという?
「そうですね。僕は実際は、ふざけた部分もあるんですけど(笑)。真面目な面もあると思っているので、『岩永洋昭だったら、こういうときはどうするんだろ?』と、考えながら演じています
――今回、岩永さん演じる榛名武司と奈緒子はどうなるんでしょうか? ちなみに、年上の女性は恋愛対象になりますか?
「奈緒子さんに恋をすることが、もしかしたらあるかもしれません。年上の女性は……素敵な方だったら恋愛対象になるかもしれません。年齢は関係ないですね
――読者にはたまらないお返事です(笑)。でも、30歳や40歳も年上だったらさすがに対象にはならないですよね!?
「わからないですよ(笑)。何が起こるかわからないので」
――そのコメント、使わせていただきます(笑)。ところで岩永さんは、モデルデビューをして、07年ごろから本格的に俳優活動を始められたそうですが、今後はどのような俳優になりたいですか?
「経験があるとはいえないので、舞台、テレビ、映画とジャンルを問わず、たくさんの経験を積んで、自分を磨いていきたいと思っています。いい役者になるということは、人間や男としての魅力にも比例している、と僕は思うので。そして、いつかは世界でも評価される日本映画に出てみたいです。というのも、うちの母親が映画大好きで。いっぱい映画館に連れて行ってもらったおかげで、自分も映画好きになったんです。役者を志した理由には、映画に出てみたいということもきっかけでした
――挑戦したい役柄はありますか?
「そうですね……。悪い役、悪役をやってみたいですね」
――似合いそうですね。失礼ですけど(笑)。
「あはは(笑)。もう5年くらい短髪なんですけど、それまでは肩ぐらいまでの長髪にゆるいパーマをかけて、オールバックでサングラスかけていました。なので、町を歩いていると『ちょっとキミ』って声をかけられて、職務質問されたことも(笑)。これまではヒーローもので正義を演じることが多かったし、今回も真面目な役なので、いつかは真逆な役にも挑戦してみたいですね。どうしようもないワル、という」
――ぜひ、そのワルな部分をいつか見せてくださいね。期待しています。では最後に『花嫁のれん』のPRを読者にお願いします。
「昼ドラって、ドロドロしたイメージがあると思うんですが、『花嫁のれん』は人情味の溢れるヒューマンドラマといっていいと思うんです。本当に元気が出るドラマだし、見ていただいた方が少しでも元気になれて、明日もがんばって生きていこうかなと思える、心がほっこりする作品なんです。それを感じていただければうれしいです
いわなが・ひろあき★
’79年11月23日生まれ、長崎県出身。大学在学中の00年にモデルとしてデビュー。その後、俳優として活動。おもな出演作にドラマ『トミカヒーローレスキューホース』(テレビ東京系)、『仮面ライダーオーズ/OOO』(テレビ朝日系)がある。2012年公開、劇場版アニメ『ベルセルク』では、
主人公ガッツ役で声優にも挑戦している。
ドラマ『花嫁のれん』
(あらすじ)
創業100年を誇る老舗旅館「かぐらや」で女将修業にはげむ奈緒子(羽田美智子)。「かぐらや」の長男の嫁として、白無垢姿で『花嫁のれん』をまさにくぐろうとしたとき、夫・宗佑が再びの失踪!! あれから1年……。旅館の人々や客からの信頼は日々、厚くなっていくものの、姑・志乃(野際陽子)からは嫁と認めてもらえぬままに月日が経っていた。次々と持ち上がる問題を、奈緒子はどうやって切り抜けていくのか!?
毎週月~金曜・午後1時30分~、東海テレビ・フジテレビ系にて放送中