恋に仕事にそしてスパイ（!?）に…最高のわくわくドラマがやってくる！ 『PAN AM／パンナム』

恋に仕事にそしてスパイ（!?）に…最高のわくわくドラマがやってくる！ 『PAN AM／パンナム』

特別取材　元PAN AM客室乗務員だった作家・高橋文子さんインタビュー

米国が華やかだった1960年代、正式名称：パン・アメリカン航空、略してパンナムは、世界最大の航空会社でした。1964年、あのビートルズが初
めて渡米した時に乗っていたのもパンナム機でしたし、1968年公開の映画『2001年宇宙の旅』の冒頭で宇宙を飛行する旅客機にもパンナムのロゴが記さ
れていました。つまり、世界の空を飛び回る旅客機と言えば、当時は誰もが「パンナム」という名前をイメージしたのです。
2011年秋、その社名をそのままタイトルにし、スチュワーデスたち（今日、キャビン・アテンダントという言葉が一般的になりましたが、当時はそう呼ばれ
ていました）を主人公にした超大型のドラマ・シリーズ『PAN
AM／パンナム』が、米国のABCネットワークで放送開始。スタートと同時に全米で大反響を呼び、既に100ヵ国以上でのオンエアが決まっています。
かつて実際にパンナムを利用していたオールド・ファンの方々は「懐かしい！」「当時のままだ！」と思わず目頭を熱く……それもそのはず、ジェット機時代の
到来を告げる当時最新鋭機のボーイング707、ＮＹのアイドルワイルド空港（現在のJ・F・ケネディ国際空港）、マンハッタンに竣工したばかりのパンナム
本社ビルなどが、最新のVFXで忠実に再現されていて、ハリウッド映画に勝るとも劣らない迫力なのです。
熱狂したのは年配の方たちだけではありません。クリスティーナ・リッチほか美しい女優たちが演じる、メイン・キャラクターの４人のスチュワーデスたちが生
き生きと描かれ、彼女たちのまとうファッションも大いに魅力的。そして、ストーリーはと言えば、恋のこと、人生のこと、仕事のことはもちろん、冷戦時代を
背景にしたサスペンスまでも巻き込んで、毎回ドキドキするような目を離せない展開が目白押し。若い女性たちはもちろん、映画やドラマの通を自認する視聴者
たちも、このシリーズに夢中になっているのです。
全米騒然、この古くて新しいドラマ・シリーズ『PAN AM／パンナム』。ここ日本では、この3月に開局する新しいチャンネル「IMAGICA BS」が、独占初放送でお届けします。
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