色白できゃしゃな美青年、そして、どことなくマイペース。「草食系?」との質問にも「そう思います」と静かに返事をする。そんな郭智博の姿が、映画『HOMESICK』の主人公・沢北健二と重なって見えた。物語は、長引く不況の中、健二が突然、失業の憂き目にあったことから始まる。実家は地域の再開発によって、取り壊される寸前。健二は夏の暑い日を、何をするでもなく、無為に過ごしていた……...

関連カテゴリー: