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「私自身、結婚シーンが初めてでしたし、鞠子にとっても大事なシーンだったので、いつもの撮影とは違った雰囲気を感じました。白無垢って、なかなか着る機会がなさそうじゃないですか。ですから特別感がありました」

 

そう語るのは、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』で次女・鞠子役を演じる相楽樹(21)。最終回に向けて目が離せない展開になってきた『とと姉ちゃん』。これまでの放送シーンのなかで思い出深いシーンを、相楽と三女・美子役を演じる杉咲花(18)のふたりにふりかえってもらった。

 

じつは、鞠子が結婚を控え小橋家で過ごす最後の夜のシーンでは、心温まるやりとりが行われていたそう。

 

相楽「じつはかか(木村多江)と、とと姉(高畑充希)と美子から手紙をもらったんです。『本当に今日、家を出ていくのね』という内容で、こっそり読んで涙をぽろぽろ流しました。本番前に読んで泣いてしまったので、メーク直しをしてもらうことになって」

 

杉咲「手紙を渡そうと、かかと、とと姉に相談したら『大賛成、やろうやろう!』って。でも泣いちゃうとは思っていなかったので、そこは予想外でした」

 

ふたりが選んだ思い出ナンバーワンは、くしくも同じ。闘病中のとと(西島秀俊)を励まそうと、手作りの造花で“満開の桜”をプレゼントするシーン。

 

相楽「ととも、うれしかったと思うんですよね。小橋家のととに対する愛情の深さが伝わるシーンだと思いますし、家族だけでなく、ととの周りの人たちもととのことを愛していたんだなというのがわかるシーンだなと」

 

杉咲「小橋家が素敵な家族ということがわかる象徴的な場面だと思います。私はその撮影現場にはいませんでしたが、自分が演じるなかで大切にしていたシーンです。このときの写真は、小橋家が引っ越してもずっと、ととの仏壇に飾っているんですよ」

 

ラストに向けて、商品試験をめぐり赤羽根(古田新太)との対決を迎える。今後の小橋家はいったいどうなっていくの!?

 

相楽「とと姉の目標がこれから果たされていくんです。その過程を楽しんでいただければと」

 

杉咲「家族が増えて賑やかになってくんです。その詳細は見ていただいてのお楽しみです!」

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