広島市生まれの浦野すず(声/のん)は太平洋戦争下の昭和19年、19歳で呉市の北條家の長男・周作に嫁ぐ。“北條家の嫁”の生活は朝4時起床で共同井戸に水汲みに行くことから始まる。ご飯とみそ汁の朝ごはんで義父と夫を仕事に送り出し洗濯。回覧板の受け渡し、配給当番、ご近所の噂話……。「隣組制度」のなか助け合う地域住民の暮らしになじんでいく。そんななか、幼い娘の晴美を連れて義姉・径...

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