人気バラエティ『世界の果てまでイッテQ』(日本テレビ系)で、闘牛、空中ブランコ、少林拳と次々クリア。その“天才”的な対応力もさることながら、ロケ中に見せる言動の超“天然”ぶりがバカ受け。大ブレーク中のみやぞんと相方・あらぽんによるお笑いコンビ――ANZEN漫才。2人は保育園からの幼なじみ。
みやぞん「生まれも育ちも足立区です。荒川で泳いだり、土手を段ボールですべったり、秘密基地を作ったり。いつも体を動かして遊んでましたね」
あらぽん「そのころからみやぞんはチャレンジャーで、知らない沼とかでも平気で飛び込んでくれたんです。それで安全を確認してからボクらが行く(笑)」
中学の卒業文集にはお互いを相方と記し、お笑いで「天下を取る」と宣言。高校卒業と同時にコンビを結成。各プロダクションがお笑い養成所を開講しているが、授業料が高いので行けなかった。しかし、3カ月後には、いきなり2人で舞台に立っていた。お笑いのライブではなく、知り合いのバンドの前説やチューニング中の場つなぎとして。
セオリー無視の実践修業で技と度胸を磨き、コント、ものまね、歌ネタと芸の幅を広げてきたANZEN漫才が、今回、念願のCDデビュー! みやぞんが『イッテQ』のロケ中に、即興で作った2曲を含む4曲入りシングルCD『かならず選挙に行く』(4月19日発売)だ。
あらぽん「選挙権年齢が18歳になりましたから、ボクらの曲を聴いて、10代の投票率が上がってくれたらうれしいです」
そして収録曲の『銭湯でびゅ~』は、銭湯に入るときのマナーを数え歌風にした。
あらぽん「今でも足立区には銭湯文化があるんです。ずっと残したいなって」
みやぞん「東京オリンピックに向けて、来日する外国人の方も増えると思うんです。銭湯に興味を持ってもらうのはうれしいんですが、平気でパンツはいたまま入ったりしますからね(笑)」
あらぽん「2020年までには、英語バージョンも出せればと思ってます!」