「女の怖さや強さ、もろさにいっさい動じない琴音が本当に不気味で。でもその姿がかっこいいとも思います」
こう語るのは、4月21日スタートの新ドラマ『女囚セブン』(テレビ朝日系・金曜23時15分〜)で、壮絶な獄中生活にも負けない強さを持つ主人公・琴音を演じる剛力彩芽(24)。物語は、刑務所を舞台に、無実の罪で服役した琴音と、ひとクセもふたクセもある女囚たちとの戦いが描かれる。
「琴音は、唯一えん罪で入る囚人ですが、私自身これからの展開がわからない部分もあるんです。そのなかで、しゃべる場面と無言の場面が極端に分かれていたりするから、テンションの付け方が難しいですね。一見ひたすら腹黒そうでつかみどころのない琴音だけど、思いを吐き出す瞬間は共感してもらえたらうれしいです。見たらスカッとしてもらえるドラマだと思います」(剛力・以下同)
濃すぎるキャラの女囚たちに囲まれながら、獄中マウンティングバトルの末に琴音が行き着く先は果たして?
「女性が集まると、みんな言いたいことを相手にハッキリ言うじゃないですか。それがやっぱり怖いなって思います。女性ならではだなって。役でもそういうシーンがありますが、女性は共感できても、男性はそこに“女の怖さ”を感じるのかな」
ロケ現場では、主人公になりきり不気味な表情を見せつつも、カットがかかるとスタッフと共にセットの準備に笑顔でいそしむ剛力の姿が。はたまたキャストたちで女子トークが炸裂する一コマも。
「物語の延長で、かなりおかしな人たちが集まったよね、みたいな話ばかりしています。もっとかわいい話をすると思ってたけど(笑)」
演じる人物のキャラの濃さに笑いをこらえきれず、カット前に笑みがこぼれてしまう共演者も。
「囚人とか刑務所って言われると怖いイメージですが、ストーリーは全然楽しい感じなので、気軽に見てもらえると思います。1話は琴音の怪力っぷりが発揮されるアクションに注目してほしい!」