ニュース番組でも活躍する知性派アイドルの元祖、櫻井翔(35)が、今度は校長先生に就任! といっても、主演ドラマ『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系・土曜22時〜)での役柄。櫻井が演じるのは、バリバリの商社マン・鳴海涼介。人を動かすマネジメント能力を買われ、経営困難に陥った高校を立て直すべく、校長として送り込まれる。
「現実にいま高校で起こっている問題や課題が詰まっていて、監督やスタッフさんたちがいろいろ取材を重ねたんだなと作品への熱意を感じました。クランクインまでに全話の台本ができあがっていたし、セットも豪華で、まるで映画を撮っているようでもありました」(櫻井・以下同)
校長となって鳴海の生活は一変。恋人の松原聡子(多部未華子)と約束していた結婚も、生活が多忙になったことで延期になってしまう。
「鳴海は、仕事に没頭して、聡子のほうを見ないようになってしまうんです。かわいそうだな、と思いますね。自分自身は、そういう経験がないからよくわからないけど、聡子に対する態度はちょっと冷たいな、と思う。仕事の面では一生懸命高校を立て直す努力をしていて魅力的な男だと思いますが」
そう語る翔くんが、ドラマの舞台裏エピソードを明かしてくれた。
【共演の蒼井優、多部未華子とは超フツー】
「2人とも、約10年前に一度共演したっきり。でも、久々に会ったのに全然距離も感じないし、超フツーに接することができたんだよね」
【プロが集まる大人の現場】
「撮影の合間は、コーヒーを飲みながら静かに会話する大人の現場。お芝居となると『よーいドン』で試合が始まるプロの集まりでした」
【校長先生って寂しい】
「担当を持っていないから、生徒との交流は密じゃないんだよね。僕も高校のころ、校長先生とは挨拶程度。孤独な仕事だし寂しいな、と」
最近、バラエティ番組で「女子力が高い」と評判になった翔くん。このドラマの現場にも、マイコースターを持ち込んでいたという。
「女子力ってそもそも何を言うのかすらわかってないんです。料理ができること? くらい。こだわりなんてない。香りに関しても、好きな匂いだから体につけたり部屋に置いたりしてるだけ。マイコースターだって、メークさんが使ってるのを見て大発見! と思って取り入れたけど、スーパーで買ったやつだしね。女性にはそこまでの気遣いは求めてないし、逆にマイコースター持ってたら変わってるって思っちゃう(笑)。僕? 僕は別に変わってないよ、合理的なことをしているだけで(笑)。嵐のメンバーは何それ、ってケラケラ笑ってたけど」