「菜美は正義感が強くて、困った人を見ると、放っておけない性格。それは、武術ができるというだけでなく、真の優しさを持っている人だからだと思います。すごくかっこいい女性だなあと思いながら演じています」
こう語るのは、綾瀬はるか(32)。主演ドラマ『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系・水曜22時〜)で演じるのは、元工作員という過去を捨て、普通の主婦の暮らしを手にしたヒロイン・伊佐山菜美。綾瀬が連ドラで主婦を演じるのは初めて。
「最初、夫役が西島秀俊さんだと聞いたときは驚きました。大河ドラマで兄と妹を演じて以来、“お兄ちゃん”と呼んでいるので、お兄ちゃんが旦那さまなんて、ちょっと気恥ずかしくて。“あなた”とか絶対言えない!(笑)」
彼女自身に結婚願望はあるのだろうか?
「私自身も結婚願望はあります。でも“この人と結婚したい!”と思う人と出会ったことがない。口では結婚したいと言っても、まだ心の準備ができていないんだと思います。いざとなったら、“まだいいや”が本音なのかも」
理想の結婚は、どんなスタイル?
「私、専業主婦でも、働く妻でも、“のんびり”がいい。家でストレスを感じるのは嫌だし。家庭を第一に考えて、お仕事をセーブすることも考えるかもしれない。理想は、優しい旦那さまとの明るい家庭。私の仕事にも理解があって、忙しくて家事に手が回らないときは、自分から掃除をしたり、お料理を作ってくれたりする“お母さん”みたいな人がいいですね(笑)」