image

「’18年は、さまざまな悪いものが噴出する“爆発の年”になってしまいます。いまやアジアも緊張状態が続いていますが、大きな事件が起こる可能性も高いです。そういう意味でも、真の厄祓いが必要となってきます。国を頼るのではなく、自分自身を頼ってください。これから先の時代、幸せを実感して生きていける人は、『自律して、自分の身を自分で守っていける人』です」

 

こう話すのは、スピリチュアリストの江原啓之さん。混迷を深める時代を幸せに生き抜くためには、「厄」を祓うことが重要になるそう。そこで、江原さんが“八大厄”の祓い方を教えてくれた。


【1】嫉妬の厄

 

「厄を感じているとき、つまりバイオリズムが低いときは、感情的になりやすいので、ふだんから嫉妬しやすい人は、いっそうその傾向が強まります。嫉妬心にとらわれている自分を感じたら、『どうしてこんな気持ちになるのか』を分析し、理性的になるように努力してください。嫉妬の厄の祓い方は、(1)不幸の数を数えることをやめる、(2)小さなことでもいいので幸せの数を数える、(3)幸せな人を祝福する素直な気持ちを持つ、の3つです」(江原さん・以下同)

 

【2】怒りの厄

 

「バイオリズムが低いときは、怒りも噴出しやすい傾向があります。感情的になったら、鏡を見て本来の自分を取り戻したり、水を飲むなど、日ごろの訓練も必要です。たとえ相手が怒っていても自分はクールさを保ったり、ものごとを俯瞰して見ることができれば、厄を冷静に受け止めることができます。神経過敏になっていると感じたときは、背中の両肩甲骨の真ん中を結ぶ線の上下にあるツボ(上は神座、下は霊台)に温湿布をするか、温かいタオルなどを当ててみましょう。スピリチュアルなエネルギーが出入りする重要なポイントで、温めてあげると邪気から身を守ることができます」

 

【3】破損の厄

 

「物が壊れる原因の多くは劣化です。しかし、買ったばかりの電化製品だったらどうでしょう? 実は人の念と電気はとても影響しやすいもの。ですから激しい怒りによって電化製品が突然壊れてしまうこともあるのです。特にとても大切なものが壊れたときは、人にどんな接し方をしているかを振り返ってみてはどうでしょうか? (1)人に対し誠意を尽くしているか? (2)『ありがとう』『ごめんなさい』をきちんと伝えているか? (3)相手の言うことを軽んじたり、むげにしたりしていないか? 破損の厄を上手に生かし、気持ちを引き締めることが大切です」

 

【4】執着の厄

 

「執着という感情は、さまざまなトラブルを生みます。執着こそが厄そのものと言っても過言ではないかもしれません。執着という厄を祓うためにすべきことは、日ごろから手放す訓練をしておくことです。特にお子さんがいらっしゃる方は、幼いころから我慢という習慣を身に付けさせるようにしましょう」

 

【5】無気力の厄

 

「無気力な状態とは、停止している状態、やる気が裏返しになっている状態です。バイオリズムが低いときは『夜』なのですから、あえて活動をしないという選択もあります。『朝』が来るのを待ち、しっかり動ける準備をしておくのです。特に無気力なときは、いろいろな本を読むことをおすすめしています」

 

【6】SNSの厄

 

「SNSを厄と感じるのは、自分の情報を勝手に拡散されたり、LINEのやりとりなどでトラブルになったりというときが多いのではないでしょうか。こうしたSNSの厄を祓うための方法は、ただ1つです。すぐにSNSをやめること、断つことです。仕事のために必要と言う人もいるかもしれませんが、プライベートでは使わないようにしましょう」

 

【7】金銭トラブルの厄

 

「お金の厄や、金銭トラブルの厄を防ぐために気をつけたいのが、お金の使い方です。『お金は、美しくせせらぎのように使いましょう』というお話をよくしています。お祝い事にもご祝儀を出さない人がいますが、それは倹約ではなく、ただのケチです。そういう人は、何か別なことでお金を失うことが多いですね。お金をためるだけでは、流れない水と同じで、澱んでいくばかりです。かといって使いすぎても濁流=浪費になってしまいます。経験や学びのため、また冠婚葬祭や寄付など、必要なところへは出し惜しみせず、美しく、せせらぎのように流すことが、お金の厄を祓うことになるのです」

 

【8】不倫の厄

 

「自分が不倫にハマらないためには、まず規則正しく、ゆったりとした生活を送ること。淡々とした生活は、心の余裕を取り戻せ、相手に抱いていた『この人じゃなければダメ』という気持ちが、誤作動による執着であることに気づくことができると思います。また、夫に浮気しないでほしいと願うなら、必要なのは、オーラマーキングです。気持ちを込めてごはんを作る、気持ちを込めてシャツにアイロンをかけてあげる……。たとえるならば“北風と太陽”ですね。ただ『浮気はダメ』と締め付けるのではなく、夫を温かな愛で包んであげることが、不倫の厄を祓うのです」

関連カテゴリー:
関連タグ: