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「映画『検察側の罪人』ができあがり、関係者の方々などには見ていただいていますが、いよいよ皆さんにご覧になっていただく日が近づき、ワクワクしています」

 

こう話すのは、二宮和也(35)との“世紀の共演”が注目の映画『検察側の罪人』(8月24日公開)で、エリート検察官・最上を演じる木村拓哉(45)。

 

エリート検察官・最上と彼を師と仰ぐ若き検察官・沖野(二宮)。都内で発生した強盗殺人事件の被疑者の1人が過去の未解決殺人事件の重要参考人だった。最上はその1人を執拗に追い詰めていくが、沖野は捜査方針に疑問を持ち始め、2人はお互いの正義をかけて対立していく……。

 

「(自分が演じる)最上の大切な人が殺害された事件の被疑者・松倉が取調室で、その犯行を自供するシーンでは、リアルに怒りがこみ上げてきて、その場を離れてしまいました」(木村・以下同)

 

二宮との初共演について、木村は次のように語る。

 

「彼も原田(眞人)監督とは今回が初めてだったのに、『もう何本も撮っているんじゃないの?』って思わせるくらい、現場での彼は自然体。共演する前に彼の出演作を見て、自分のやるべきことはしっかりやる人、というイメージを持ったのですが、想像どおりだったし、信頼できる後輩でしたね」

 

本誌8月21・28日合併号で、木村からもらった大量の洋服を二宮が、「すごくありがたい」と食事に出かけるようなときに着ていると語っていたことを伝えると。

 

「押しつけがましいとは思ったけど、少しでも洋服に興味を持ってほしくて。だから本当はふだんから着てほしいんですけどね。誕生日にはサングラスとビーチサンダル、自分も使っている長いコードがついた充電器をプレゼントしました。いつもゲームをしているって聞いたので、少しでも太陽に当たってもらえたらいいなと(笑)」

 

後輩思いの木村ならではのプレゼント。木村は今年、念願だった一級船舶(一級小型船舶操縦士)の免許を取得。「二宮さんと一緒に船で出かけられたらいいですね」と問いかけると……。

 

「たぶん、来てくれるのは(釣りが好きな)大野(智)くんぐらいじゃないですかね」

 

そうおちゃめに笑った。

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