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「虹郎くんが“善悪の区別がつかなくなってきた”って言っていて、映画を見て、わかる気がしました」

 

こう語るのは、映画『銃』(11月17日公開)でヒロイン・ヨシカワユウコを演じた広瀬アリス(23)。西川トオル(村上虹郎)は雨の夜、銃を拾い自宅に持ち帰る。同級生のユウコはその事実を知らず、トオルに引かれていくが、銃の存在が彼の日常を狂わせていく……。

 

主人公・トオルが銃を拾うところから始まる本作。もし、自分が拾ったとしたら?

 

「すぐ警察に行きます。厄介なことからは逃げたい(笑)」(広瀬・以下同)

 

彼女の登場シーンはすべてモノクロだが、ふだんと意識の違いはあったのだろうか。

 

「意識したことはまったくなかった(笑)。ただ、衣装が赤が多かったです。モノクロでもはっきり色がわかる、パキッとした衣装が多かった印象ですね」

 

プライベートでも赤は着る?

 

「ふだんは地味なものを選んじゃうんですよね。迷ったら黒か白を選んでおけば間違いないな、みたいな。あとはデニムばかり。でも最近はベージュや緑も買うようになりましたよ、ロートーンのですが(笑)」

 

事務所に入って10年の広瀬は、今も変わらぬ意識があるという。

 

「自由気ままに楽しく生きられたらいいな。こういう女優さんになりたいっていうのもいいけど、それに限定してしまうと、すごく窮屈に感じてしまって。変に熱く結果を求めず、ゆっくりゆっくり、やっていけたらなと思います」

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