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EXILEのD.N.Aを受け継ぐ新星、FANTASTICS from EXILE TRIBEがついにメジャーデビュー。『女性自身』初特写、初インタビューとなった今回。まずはデビューの心境からお届けします!

 

FANTASTICSは、’16年12月、EXILEの世界と佐藤大樹という2人のリーダーと、EXILEのダンス・ボーカル・アクトスクール「EXPG STUDIO」の精鋭ダンサー5人からなるパフォーマンス集団として誕生。その後、ボーカル2名を迎えたグループは、全国各地をバスで回る“夢者修行”を敢行し、延べ7万5千人を動員。また、今年7月には、メンバー中尾翔太がガンで急逝するという悲劇がグループを襲ったが、その悲しみを乗り越え、9月からのEXILEのドームツアーに帯同し、そのステージでメジャーデビューを発表。12月5日にデビューシングル『OVER DRIVE』をリリース。

 

──メジャーデビューを決まったときの心境を教えてください。

 

佐藤大樹「心からうれしいという気持ちと、ようやくスタートラインに立つことができたという思いと2つありました。グループ結成から2年。メンバー全員、メジャーデビューを目標に掲げてきましたから、“やっとここまできた”という思いも強いと思います。たくさんの人の支えがあってかなえられたと思っています」

 

──うれしくて泣いちゃった人は?

 

木村慧人「僕は、いままで頑張ってきたことがフラッシュバックして、気づいたら涙が出ていました。みんなで夢者修行をしたこと、亡くなった翔太くんのことが頭をよぎって、いろいろなことを考えました」

 

堀夏喜「自分は、デビューの話を聞いた瞬間は泣かなかったんですけど、その後、インタビューを受けたときに泣いてしまいました。いちばんに思い浮かぶのは、やはり翔太くんのことだったし、自分は翔太くんと昔からずっと一緒にやってきたので、デビューまであと数ヶ月のところで亡くなったことが悔しくてしょうがなくて、涙が堪えきれませんでした」

 

──EXILE LIVE TOUR 2018-2019“STAR OF WISH”の初日公演のステージ上でデビューを発表したときの心境は?

 

中島颯太「初めてのドームで緊張していましたし、EXILEさんのファンのみなさんの前で発表することの不安がありました。“このなかにFANTASTICSを知っている人がどれだけいるんだろうか?”“ここで発表して喜んでいただけるんだろうか?”と。でも、そんな心配をよそに、たくさんの方々から温かい声援をいただいて、めちゃくちゃうれしかったです。実はその日、うちの親も会場に来ていたんですが、デビューのことは内緒にしていたので、ものすごく喜んでくれました。おじいちゃんも、おばあちゃんも泣いていたそうで、ライブの後に連絡がありました。親孝行ができたことも含めてうれしかったです」

 

──世界さんは、グループを率いてきたリーダーのお一人としてどのような心境でしたか?

 

世界「ライブの初日、僕も号泣しました。『OVAR DRIVE』をやり終えて、次の『Turn Back Time feat.FANTASTICS』をやっているときに泣きながら踊っていて、さらにステージ袖に引っ込んだとき、安堵感とよかったあという気持ちが押し寄せてきて、涙が溢れて止まりませんでした。ちょっとホッとしたんだと思います。翔太のことを考えると、デビューすることが正しいのかどうなのかさえもわからず活動してきたなかで、デビューを発表したことで少しだけ吹っ切れたのかな、と自分のなかで思いました」

 

──デビュー前だというのに5万人もの人の前で歌ったときの気持ちはいかがでしたか?

 

八木勇征「いままで見たことのない景色でした。みなさんの表情が本当に温かくて。そんな歓迎のおかげで、自然に肩の力が抜けてパフォーマンスさせていただくことができました。FANTASTICSはたくさんの方に支えられて成り立っているんだなあ、と改めて感じることができました」

 

──FANTASTICSの特徴、ほかのEXILE TRIBEのグループとここが違うというところを教えてください。

 

木村慧人「パフォーマンスはスタイリッシュでかつ、パワフルなのが特徴です。一人ひとりの個性が強いというのも僕らの強みで、見ていて飽きないグループ、応援したくなるようなグループを目指しています」

 

──最後に、デビュー曲『OVER DRIVE』についてPRをお願いします。

 

中島颯太「ボーカルオーディションの課題曲で1年以上も歌い、パフォーマンスしてきたので、9人の思いが詰まった楽曲だと思います。歌詞のなかでは、“旅”を“ドライブ”と読みますが、いまのFANTASTICSを証明するとともに、これからの僕らの道のりも表現されています。さまざまな夢に向かって歩んでいくFANTASTICSを表現した歌詞にも注目していただけるとうれしいです。

 

八木勇征「サビの“上がれ High”の部分は、ライブで一緒に盛り上がれるところだと思います。夢者修行で歌っているときも、ファンのみなさんが“上がれ High”と声をかけてくださって、“ここで盛り上がれるな!”と気付いたりして、みなさんと一緒に成長してきた曲なので、デビューシングルとして出せることは本当にうれしいです」

 

佐藤大樹「その“上がれHigh”のところで言うと、CD音源に入っているところはパフォーマー全員で初めて声入れをしてレコーディグしました。ボーカルのレコーディングも見に行きましたし、トラックダウンという最終作業にも同席して、この曲が産声あげる瞬間にメンバー全員で立ち会った、本当に思い入れのある曲です」

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