「生まれて初めて髪の毛をブリーチしました。撮影中は毎朝鏡を見るたび、髪の毛がピンクでびっくり(笑)。でもそれは、光役にスイッチが入る瞬間でもありました」
そう話すのは、映画『スタートアップ・ガールズ』(9月6日公開)で自由奔放な大学生企業家・光役を務めた上白石萌音(21)。ピンクの髪の毛に、派手な服装。いつもとちょっと違う彼女。
「振り返ると撮影中は心を解放して光のように、おなかすいた、眠い、しんどい、と、言いたいことを言っていたような気がします」(上白石・以下同)
大学生企業家と、大企業OLがビジネスパートナーとしてぶつかりあいながらも成長する姿を描く本作。ひらめき型で、思いついたことをすぐ実行に移そうとする行動的な光との共通点はいかに。
「落ち着きがなくてちょろちょろしているところですね。『マグロみたいにずっと動いていてほしい』と監督から言われていて、そこは小さいころから怒られていたことなのですぐできました(笑)。あとは衝動的なところは少し似ているかもしれません。たとえば、このお仕事をしてなかったら、髪の毛は思いつきで切っちゃうタイプです」