ミルクボーイ「愛妻の手料理が“優勝”をサポートしてくれた」

「うちの“おかん”がね、好きな○○があるんやけどね、その名前を忘れたらしくて」

 

そんな言葉から始まる漫才で、昨年12月22日に行われた漫才の日本一を決める大会『M-1グランプリ2019』(ABC朝日放送系)で優勝を果たしたミルクボーイ。じつは今年で芸歴15年目。長い苦節の時代を乗り越え、一夜にして“シンデレラボーイ”となった2人が、“フィアンセ”と最愛の妻への愛を語った。

 

ツッコミ担当の内海崇(34)を支えてくれたのは、交際8年となる恋人(28)の存在だ。

 

内海「もともと彼女はライブを見に来てくれたお客さんですね」

 

駒場「ファンです」

 

内海「平たく言えばね。でもそんな簡単には言うてほしくない。単独ライブでも整理番号1番を取るような人です」

 

駒場「ゴリゴリのファンやん! ミルクボーイのファンだったんですけど、それに手を出したんです」

 

内海「もともと、お笑いファンなんで、笑いに対してめちゃめちゃ厳しい。(決勝に出られなかった年の)M-1の放送日、お菓子や飲み物を買いこんで、パーティ気分で見ようと、浮かれて帰ったことがありました。そしたら彼女が『何をM-1を楽しもうとしてんねん。後輩が出て、あんたが出れてないのに』って怒られました(笑)」

 

駒場「ほんま言うとおりやわ!」

 

ボケ担当の駒場孝(33)は’18年3月に1歳年下のフードコーディネーターの女性と結婚。料理で“闘い”をサポートしてくれたというが……。

 

駒場「オムライスがうまいとか肉じゃががうまいとかじゃなくて、冷蔵庫に残っている食材で作ってくれるものが、めちゃくちゃうまいんです。全部うまい。完璧!」

 

内海「うふふ……何かあったんか? ほめなあかん、何かが」

 

駒場「僕はボディビルをやっているんですが、その食事面をサポートしてくれているんです。入籍した年に大阪のボディビル大会で優勝したんですよ」

 

内海「それはM-1じゃなくボディビル大会のサポートやん!」

 

それぞれの“最愛の人”の支えもあり、’19年は毎日2人でネタ合わせをするなど、人生でいちばん漫才に真剣に取り組んだ年に。その結果、10回目のM-1挑戦で見事に栄冠に輝いた。

 

優勝決定直後から仕事が次々と舞い込み、駒場が自宅に帰れたのは大会翌日の夜だった。妻と一緒にスマホで、駒場の実家で“おかん”と家族が、M-1の中継を見て、狂喜乱舞している動画を見た。最高の親孝行。夫婦の目から大粒の涙がこぼれた。

 

駒場「ホンマに泣きました。でも僕が40分泣いたんで、奥さんは途中で泣きやんだんです。それで、後はずっと背中をさすってくれて」

 

内海「そら、奥さんもそんなに泣かれへんよ(笑)。ウチの彼女も『よかったね』って喜んでくれました。けど二言目には『調子乗んなよ』って言われましたけど」

 

駒場「厳しいな!」

 

内海「僕の彼女と(駒場の妻は)今までは照れくささもあって面識がなかったんですよ。でもM-1も優勝させてもらって仕事も目まぐるしくなったので結束してワンチーム頑張らなあかんなと。それで僕の彼女と駒場の奥さんがLINEを交換して『今度ご飯行こう』とか言うてます」

 

内海は彼女と付き合って9年になる4月をめどに結婚を考えている。ミルクボーイファミリーの新たな戦いは始まったばかりだ。

 

(取材・文:インタビューマン山下)

 

「女性自身」2020年2月11日号 掲載

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