はあちゅう&しみけん「家族会議」第2子ができたら悩みも深い?

2018年7月に事実婚を発表し、2019年9月に長男が誕生した、はあちゅうとしみけん。活躍する業界もファン層も違う異色夫婦が、「これ、どうする?」「あれ、どう思ってる?」と赤裸々に語り合う本誌連載「家族会議 議事録」の第29回。ちびけん君は、そろそろ0歳6カ月に。第2子のご予定は……。

 

 

しみけん「前回、産後に性欲がなくなった話をしたじゃない。『性欲が戻ってきたときに、旦那ではなく外に恋人を作るかも』って」

 

はあちゅう「恥ずかしいからね、お互いに。そうやって、セックスレスが理由で離婚してしまう夫婦もいるよね。だけど、性欲を認めて夫以外の相手と解消しようとすることは、悪いことじゃないと思う……」

 

しみけん「どこかに、いいロールモデル夫婦がいればいいんだけど」

 

はあちゅう「最近、小島慶子さんの記事に『エア離婚』っていう言葉が出てきた。離婚したつもりで、婚姻関係を続けることだって。そういうことを著名人がもっと語れば、多様な夫婦のあり方が認められるのかも」

 

しみけん「ただ、たんなる著名人じゃなくて、『え? この人が!?』っていう著名人が続いてくれたらなぁ。小島慶子さんや勝間和代さんは先駆的だから、普通の人にはハードルが高い可能性がある。小島さんが口火を切って、そのあとに何人も続けば、とっつきやすくなるかも」

 

はあちゅう「誰だったらいいの?」

 

しみけん「わかんないなぁ。性教育でもそうだけど、僕たちや産婦人科医みたいな、“いつもの人たち” が言ってるだけだと、なかなか広まらないんだよね」

 

はあちゅう「で、私、『性欲がない』と言ってはいるけど、2人めは欲しいんだよ」

 

しみけん「でも、子作りには行為が必要だよ」

 

はあちゅう「それ言ったら、1人めの妊活のときも、もう恥ずかしかったよ(笑)。つき合って4年くらいたってたからね。でも、子作りだと割り切れば大丈夫だった。あと、出産直後は妊娠しやすいって話は聞くよね。だから、年子はよく生まれるんだって。なんか、わかる」

 

しみけん「2人めか。まあでも、いいね!」

 

はあちゅう「私は妹がいて、親が離婚したときも妹と話ができたし、成人してからでも親や家族のことを話せる相手がいたのが、すごくよかったんだ」

 

しみけん「兄弟っていいなあと思うことは、たしかにあるよね。ひとりっ子でよかったことも多いけど。そこは一長一短かな」

 

はあちゅう「子供にとって、お兄ちゃん・お姉ちゃんがいることってすごくいいことだし、親としても2人なら楽しみが2倍になる。『この子、将来どうなるんだろう』が、『×2』になる。あとは、けんちゃんの個性が好きだから、それを受け継ぐ子が、もうひとり世の中に生まれるのを見てみたい」

 

しみけん「男と女、どっちがいい?」

 

はあちゅう「どっちでも。ひとりめが男の子だから、女の子欲しいなって思ってたけど、いま息子がすごくかわいいから、男の子ふたりでもいいな」

 

しみけん「女の子が生まれたら、すごくいろいろ考えちゃいそうだな」

 

はあちゅう「なんで?」

 

しみけん「AV業界に身を置いて、女性の身の上話を聞いてるとね……」

 

はあちゅう「実際、いまの世の中での女の子の生きづらさは、たくさんあるよね。本人が公にしていなくても、ひどいことをされてる人はいっぱいいる。親としては心配。私も、女としての苦しさをすごく感じたから。あ、一応言っとくと、けんちゃんの職業について子供がどう思うかとかは、あんまり心配してない」

 

しみけん「うん、それは僕も心配してない」

 

はあちゅう「あとは、子供が2人だと経済的に大変って話もあるけど、うちの場合は経済的な問題より、時間的な問題を心配してるね。保育園がバラバラになったら両方の送り迎えが大変だし、お稽古ごとをやるなら、それも2倍。ふたりとも仕事してて、2人も育てられるかなあって」

 

しみけん「そうだよねぇ……」

 

はあちゅう「ただ、こうやって考えてったら、どうしたって不可能って結論になっちゃうから、『あんまり考えずに、産んでから考えてみてもいいのかな』とも思うよ」

 

しみけん「うん、僕もそう思う」

 

はあちゅう「だって世の中、2人産んでる人も多いじゃない。やれてる人がいるんだから、うちだって頑張ってみたい」

 

しみけん「あるAV監督さんは、お子さんが4人いるんだけど、女の子の自慰シーンをばーって撮って、『はいカット! ちょっと電話してきます』って。電話口でお子さんに『どうしたの〜、すごいね〜。うん、よしよし、わかった〜』なんて甘い声であやしてから、また現場戻って、『これから3人のシーン、セッティングするよー』って。ちゃんとお父さんやってるって、感心したよ(笑)」

 

はあちゅう「けんちゃんも息子を見て、『想像を絶するかわいさだ』って言うじゃない」

 

しみけん「子供ができると、その『かわいい』が、世の中のすべてに波及するんだよね。以前は鳥にうんこを頭や服に落とされたら『焼き鳥にしてやる!』って怒ってたけど、いまは『鳥さん、うんちしたの〜。偉いね〜』って気持ちになる(笑)。平和な感情が自分の子にだけじゃなく、世の中全体に広まる。この世界平和感!」

 

はあちゅう「2人め作るとしたら何歳差?」

 

しみけん「長男が、自分でうんちできるようになったら、かな」

 

はあちゅう「うんち基準ね(笑)。じゃあ2年後、3歳差か」

 

しみけん「2人めも僕と同じで、うんちに振り回されてる人生だ(笑)」

 

【はあちゅう】

1986年、神奈川県生まれ 慶應大学在学中より、ブロガー活動を開始。会社員経験を経て、2014年、フリーに。1月16日に新著『とらわれずに生きるための幸福論 じゃない、幸せ。』(秀和システム)を発売

 

【しみけん】

1979年、千葉県生まれ 1998年にAVデビューし、出演本数は約1万本の現役AV男優。最新刊に『しみけん式「超」SEXメソッド』(笠倉出版社)がある

 

取材&構成・稲田豊史
(週刊FLASH 2020年3月17日号)

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