「当時は、台本が届くたびに『今回はどんなスキルを持ってるんだろう?』ってすごく楽しみで。いきなりマグロをさばきだしたときは『そこまでやるんだ!』って、思わず声を出して笑っちゃいました(笑)」
そう当時を笑顔で振り返るのは、近日放送開始のドラマ『ハケンの品格』(日本テレビ系・水曜22時~)で主演を務める篠原涼子(46)。彼女が演じるのは、どんなピンチもスーパースキルで乗り切る、最強のハケン社員・大前春子。今回の13年ぶりの復活にあたり、自身でも前作を見直しているのだとか。
「特に大泉(洋)くんが出てくると面白くて(笑)。それに、大前さんはやっぱりカッコいいなって思いました。たぶん、今の世の中に『まだまだ活気が足りない!』って、戻ってくるんじゃないかなぁ」(篠原・以下同)
現在は、2児の母。前作のころと今では、働き方も自然と変わってきたという。
「子どもができる前は鼻息荒くエネルギッシュにやっていたけど、今は少し落ち着いて。趣味みたいというか、仕事も生活の一部になっている気がします」
仕事と子育ての両立も、家族の理解と協力があって、実現できていると語る。
「子どもはすごく頑張ってくれてると思います。でも寂しいときもあるだろうから、この現場で仕事している姿を見てもらえたらなって。彼らにとってもいい経験になるし、いろんなことを感じてもらいたいですね」
「女性自身」2020年4月21日号 掲載