(撮影:酒井貴生/aosora) 画像を見る

意外にも、休憩時間に週刊誌を読むこともあるという松坂桃李(32)。最近とくに気になった記事は?

 

「過去最大のブラックホールが観測されたっていうニュースですね。宇宙の話題ってロマンがあって好きなんです。ちなみに、週刊誌らしいゴシップのページも読んではいますよ(笑)」

 

そんな松坂は、主演映画『あの頃。』(2月19日公開)で、伝説的アイドル・あややこと松浦亜弥(34)を愛するオタク役を演じている。実は、そのあややと松坂にはある共通点があるのだという。

 

「通っていた中学校が同じで、僕が1年生のとき松浦さんは3年生でした。あの強烈なスター感は明確に覚えてますね。休み時間にのぞきに行ったことがあるんですけど、友達に『Yeah! めっちゃホリディ』の振付を教えてました。今回オファーを受けたときは、勝手に運命的なものを感じましたね(笑)」

 

劇中では、ハロプロを通じ出会ったオタク仲間たちと「中学10年生」のような時間を過ごしているが、現在の松坂自身にも青春を思い出すような時間はあるのだろうか。

 

「オンラインゲームをやりながら友達と盛り上がってるときですかね。男だけで騒いでいると童心に帰るというか。昨年の外出自粛期間中も、岡田(将生)と(生田)斗真さんと3人でずっとオンラインゲームをやってましたよ」

 

それでは、実際の「松坂少年」の青春時代とは?

 

「目立たないタイプで、いわゆる三軍でしたね。とくに取柄もないからまったくモテないし(笑)。高校2年生のとき、ほかのクラスの女のコに連絡先を聞かれたのが唯一のモテ期かな。バレンタインにチョコをたくさんもらったみたいな、芸能人エピソードはないです(笑)」

 

そして、本作の大きな見どころのひとつが、「歌は苦手」と公言している松坂の歌声が聴けること。歌唱シーンに抵抗はなかったのか。

 

「今回、歌うことは芝居の延長線上という感じだったので……。だから、ちょっと特別ですよ(笑)」

 

「女性自身」2021年2月23日号 掲載

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