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「お話をいただいたときは、五代さんとの不思議な縁を改めて感じました」

 

そう語るのはディーン・フジオカ(40)。朝ドラ『あさが来た』の“五代ロス”から約6年。9日放送の大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合にて日曜20時〜、BSプレミアム・BS4Kにて日曜18時〜放送中)では冒頭からその姿を見せ、視聴者は五代さまとの再会に沸いた。

 

「大河ドラマは一度は経験してみたいとずっと思っていたので、今回、念願がかなったなと。それが五代さんとの再会という形でできたのは、さらに違った意味でも喜ばしい運びになったと思います」

 

わずかな出演ではあったが、朝ドラのさわやかな五代才助(友厚)とは違って、少しダークな雰囲気を持っている気が。

 

「オープニングの囲碁を打つシーンも、野性味あふれるというか、型にはまらないキャラクターですごくわくわくしました。ワイルドだなと。朝ドラのときにああいうシーンや演技はなかったし、ここまで解放していいんだって。朝ドラと今回の大河ドラマを地続きには考えていない状態です」

 

脚本からは人生に生かせるようなセリフがいくつもあり、そのひとつが初登場回の「捨小拾大」と話す。

 

「小を捨てて大を求めていくという意味なのですが、スケジュールなどの制約があるなかでゴールに到達しないといけないときに、優先順位をつけていくことは大事だと思いました。今後を暗示するような素晴らしいセリフだったなと思いました」

 

ワイルド五代さまは次回いつ登場するのか。楽しみに待っています!

 

「女性自身」2021年6月1日号 掲載

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