「カムカムエヴリバディ」語り役の城田優(写真提供:NHK) 画像を見る

11月1日から放送がスタートした連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(月~土8時~8時15分、12時45分~13時〈NHK総合〉ほかで放送中 ※土曜日は1週間を振り返ります)は、これまでにない仕掛けが盛りだくさん。

 

テーマが“英語講座”とあって、事前の予習をすれば、毎朝がもっと楽しくなるはず! そこで、制作統括の堀ノ内礼二郎さんが『カムカムエヴリバディ』を知る“基本ワード6”を教えてくれました。

 

【基本ワード1】バトンをつなぐ“3人のヒロイン”

 

祖母・娘・孫の人生を描くことで感じてほしいメッセージとは……。

 

「3世代が渡していくバトンは、じつは誰もがもっている命や役割の象徴。コロナ禍の大変なご時世でも、“命の大切さ”や“未来への希望”を感じられる作品に育ってほしいと願っています」(堀ノ内さん・以下同)

 

【基本ワード2】イケボに癒される“英語の語り”

 

「語り役の城田優さんは、聞いていて心地よい英語を話されます。それが彼の魅力のひとつだと思っています。今回の“語り”は、“朝ドラ”史上最多と言えるほど、たくさん英語を話します」

 

城田の優しく温かい“イケボ”に癒されてから1日をスタートできそうだ。

 

【基本ワード3】毎朝新しい発見がある“切り絵のオープニング”

 

“朝ドラ”といえば、毎回趣向を凝らしたオープニングも注目ポイント。今作は切り絵!

 

「紙を切って、コマ撮りをしてアニメーションにしたもので、コマドリストの竹内泰人さんによる制作です。技が細かく、見るたびに新しい発見があるので、ぜひじっくり見てください」

 

【基本ワード4】ホントに勉強できちゃう“朝ドラ連動ラジオ講座”

 

11月1日から“朝ドラ”×ラジオ英語講座のコラボ番組『ラジオで! カムカムエヴリバディ』が開講。この連動は史上初の取り組み。

 

「MCをAIさん、キャイ~ンの天野ひろゆきさん、講師を大杉正明先生が担当されます。ドラマ本編で流れる英語講座がそのまま放送される番組です」

 

【基本ワード5】ストーリーにも関わる“あんこのシズル感”

 

物語の軸となる『ラジオ英語講座』とならび、「あんこ」も重要なキーワードに。

 

「ほかに『野球』『ジャズ』『時代劇』なども、単線として描かれるのではなく、最後まですべてがつながっていきます。いろいろなところで楽しんでいただけると思います」

 

【基本ワード6】あっ、また出てる!“隠れ朝ドラ女王”

 

NHK大阪拠点放送局制作で話題になるのが常連俳優“隠れ朝ドラ女王”の存在。

 

「1週目から登場する赤螺清子役の宮嶋麻衣さんは、今作の脚本家・藤本有紀さんの『ちりとてちん』、その後『カーネーション』『純と愛』『マッサン』『あさが来た』などに出演されました」

 

基本ワードを抑えて、『カムカムエヴリバディ』を余すことなく楽しもう!

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