日本を代表するデュオのKinKi Kids。7月21日にはついにCDデビュー25周年を迎えた。『堂本兄弟』(フジテレビ系)で共演して親交の深い高見沢俊彦(THE ALFEE)が堂本光一(43)、堂本剛(43)について語ってくれた。
「共演したのは『堂本兄弟』からだったけど、坂崎が『LOVE LOVE』に出ていたということもあり、共演前から2人のことをよく知っていました。いつ出会ったのか、正確に認識していないほど自然に出会っていたんだと思います」
こう話すのは高見沢俊彦(68)。KinKiとの思い出で印象深いのは、海外での出来事だという。
「番組でハワイに行ったとき、僕がドッキリを仕掛けられたんです。電動の乗り物に乗って遊んでいたんだけど、“実は国際免許がなければ乗ってはいけない”と警察に追い立てられるというものでした」
ネタバラシをされたときの光一と剛の反応はというと……。
「剛はすごく怒ってくれたんです。『高見沢さんになんでこんなひどいドッキリを仕掛けるんだ!』って。でも光一は逆で、ドッキリを面白がって笑ってた(笑)」
こんなエピソードに象徴されるように、2人は“正反対”だと言う。
「名字は同じだけど、内に秘めたものはまったく違うものがあるように思いますね。光一は10代のころから今でも王子様でしょ(笑)。最近はコロナで行けていないけれど、以前は毎回『SHOCK』(光一が主演を務めるミュージカルシリーズ)を見に行っていました。僕は『SHOCK』マニアですよ(笑)。いっぽうの剛はミュージシャン。ギターも本当にうまくなったし、自分で楽曲も制作しますから。
でも2人はまったく違う方向を向いていたとしても、お互いを必要としているように感じます。2人が一緒にいると化学反応が起きるというのがKinKiの魅力だし、それが僕にはまぶしく見えます」
高見沢は、2人は“オンとオフ”の切り替えが上手だと話す。
「たとえば光一とはF1の話をよくしていたけど、具体的なことは覚えていないくらい何げない会話ばかりでした。オフのときは2人とも使い物にならないぐらい“脱力系”なんですよ(笑)」