■テレビに出たいとは思ってません。基本的にオファーは断ってます
自らの細胞を用いた幹細胞治療が功を奏し、22年10月中旬から『翔んで埼玉』続編の撮影が再開。本格的に活動を再始動した。
「今は完治に向かって戻ってますよ。ようやく8割ぐらい戻った感じ。ひどかった当時の写真がいくつかあって。今振り返るとよくここまで戻ったなって。
『格付け』に関してはね、みんなはいろいろ騒いでいるけど、番組を続ける理由は浜田(雅功)さんだけ。浜田さんに必要ないって言われたらスッとやめますよ。ボクにとって一番大切な恩人ですから。
ボクはテレビに出たいとは思ってません。基本的にオファーは断ってます。ギャラと見合わないって思っちゃいますし。でも浜田さんは20年来の芸能界の恩人で尊敬してます。浜田さんに『ガクちゃん、出てーな』って言われたら返事はひとつです。
ボクは『格付け』に年に一回しか出ません。浜田さんも『毎回出て』と言わないのも、GACKTの存在そのものを大切にしてくれていますし。やっぱりプロだから安売りしちゃダメだって思ってもらえてるし、そういう意味でも尊敬しています。プライベートでは浜田さんと誕生日会とかで会うことはありますが。というか、怖いですよ。恐れ多いというか、緊張します。この歳になって人にビビるってなかなかないですよ。人間性も含めて威圧感もそうだしリーダー的な存在感がすごい。大好きだし尊敬してますが、やっぱ怖いなとか頭いいなとか。ここまでじゃないと、この業界で一線を張れないんだと勉強させてもらってます」
GACKTが『格付け』において心掛けていることは何なのか。
「もちろん、偶然で当てているわけじゃないですよ。勘じゃない。ただ、わかってないものもありますよ、盆栽とか(笑)。だけど番組の特性上、自信満々で答えるようにしています。番組では2人で出ていますが、他の出演者に対しての問題でボクが間違ってることもあります。他の出演者が当ててくれて『ああ、よかった』って思う時もありましたし。
ボクが得意な問題は、映画とか監督とかエンタメ、音楽、ダンス、そういうのは有利ですよ。音楽は、言っちゃ悪いけど役者の人たちにはわかるわけないじゃん!と思うレベルの問題もあります。でもボクも盆栽まではわからないですよ(笑)」