9月20日発売のSexy Zone24枚目のNEWシングル『本音と建て前』。ドキッとするようなタイトルの新曲は、椎名林檎が作詞作編曲を担当。自身も彼女のファンという佐藤勝利(26)はこう語る。
「贅沢に音が積み重なったあのサウンドが、僕たちのために鳴っていると思うとすごく光栄です。歌っていて『よすぎて怖い!』って思うときもあります(笑)。椎名さんが手掛けた楽曲では、とくに(東京事変の)『透明人間』が好き。ダイナミックな音をまとめ上げる、ボーカルの求心力にシビレます」
ここで、タイトルにまつわる質問を。思わず“本音”を隠して、“建前”を言ってしまう瞬間はある?
「大人だから、ちゃんと建前も使いますよ。でも、わりと本音で話しているほう。コンサートの挨拶で、パンチのあること言ったりするでしょ(笑)。打ち合わせでも、『それってカッコいいの?』なんてツッコんだりするし。ただ、たまにメンバー同士で意見がぶつかるときは、一歩引いて見ていることが多いかな。白熱しているときは、みんなが積極的に意見を言ってくれて、最終的に僕がバランスを取っている感じです」
建前もきちんと使いこなせる佐藤だが、ある身近な存在には、常に本音で話しているのだとか。
「岸(優太)には、本音を言っても全部は伝わらないから、気にせずに話していますね。言いたいことの60%理解してくれればいいほうなので(笑)」
自身の将来についてはこんな思いを語ってくれた。
「いつも目の前のことに必死なんです。今回のシングルはもちろん、ものづくりってすごく大変。どんなに経験を積んでも、いいものを作るだけで精いっぱい。今後のことを考えている余裕がないです。これは建前じゃなく、僕の本音です(笑)」