「拓はミステリアスな雰囲気だけど、実は芯が強くて男らしい人。根は優しいのに、恋愛には不器用というギャップもかわいいです」
そう話すのは、放送中のドラマ『マイ・セカンド・アオハル』(TBS系・毎週火曜22時〜)で主人公・白玉佐弥子(広瀬アリス)を胸キュンさせる年下男子・小笠原拓を好演している、なにわ男子の道枝駿佑(21)。
「当初は自分と正反対だと思ったんですが、熱い思いを内に秘めていたり、奥手だったりするところは、意外と似ているのかも。歩き方も物の持ち方も、拓らしいカッコよさが出るように、研究しながら演じています」
拓は、さりげない優しさや、たまに見せるかわいらしさで、無自覚に佐弥子を翻弄するが、演じている本人はあくまで謙虚。
「現場では、すぐにモニターをチェックします。ちゃんとカッコよく見えているか心配で……。スタッフさんに『キュンとした』って言ってもらえると、少し安心できますね。ふだんから自己評価があまり高くないので、なかなか自信は持てません(笑)」
これまでの放送で、拓は10歳年上の佐弥子と徐々に打ち解け、いまや気の置けない関係に。一方、道枝自身には、年上の“恩人”ともいえる存在がいるのだとか。
「初めて出演したドラマのプロデューサーさんは、東京のお母さんみたいな存在で、ずっとお世話になっています。この間も『せっかく求めてもらっているのだから、もっと堂々としなさい!』と活を入れられました(笑)」
また同作は、拓や佐弥子が建築家という夢を追う姿も見どころのひとつ。ちなみに、道枝の子どものころの夢は「マジシャン」。
「なんかカッコいいなと思って! 事務所に入ってからは、CDデビューと『金田一少年の事件簿』に出ることが夢になりました。どちらもかなえさせてもらって、本当にありがたいです。今の目標は、本格的なアクションシーンに挑戦すること。潜入捜査をする刑事役をやってみたいです!」