■流し台の上で裸の柴田理恵が…
――若手時代はお金がなくてみなさん苦労されたのでは?
喰:稽古場のすぐそこに井戸水があって、みんなそこで体を洗ってましたよ。
久本:めっちゃ洗ってましたね。稽古が終わったらそこでキャッキャッいいながらシャンプーしたり体洗ってて。そしたら隣のアパートの階段からガガガってパンツ1枚で外国人の方が降りて来て。「マイバン、マイバン ウルサイ! ワタシハ、ジゴク」って怒られました(笑)。
梅垣:そら周りの人は嫌ですよ。ちゃんとしたオフィスもあるし。
――若手の頃、柴田理恵さんはアパートにお風呂がなかったので流し台で体を洗ってて、それを梅垣さんにのぞかれたっておっしゃってましたが。
梅垣:あれは家が近くだったから俺が柴田のアパートに遊びに行ったんです。それでアパートの小窓を見たら柴田が流し台の上で裸になって洗面器で体にお湯をかけてたんだけど。
久本:ウチらもやってたよ。当時は流し台がお風呂やったから。その柴田のやつを梅垣が見てしまったのよ(笑)
大久保:見てしまった!?
梅垣:柴田的には「のぞいた!」って言うんだよ。俺は見せられたと思ってる。
大久保:意識の違いだ(笑)。
梅垣:柴田は裸で行水してるのに、なぜかシャワーキャップだけかぶってるんですよ。それ不思議でしょ。
久本:しっかり見てる(笑)。
――最後に「シン・シンワハハ 40」の見どころを教えてください。
喰:梅ちゃんの豆飛ばし(鼻の穴に豆を詰めて吹き飛ばすネタ)は今まで全体公演ではやってないんですけどやります。今回は梅ちゃんだけが豆を飛ばすのではなくて客席全員が豆を飛ばします。「それOKなの?」って心配されるかもしれませんがOKなことを考えてます(笑)。
久本:だから衣装とかネタとかいろんなことを考えたら梅垣がいつもワハハ本舗公演の半分のお金を使ってますから。
梅垣:俺の衣装って、前回は裸だよ!裸にミラーボールだけだよ!
久本:どんなネタやねん!(笑)
(取材・文:インタビューマン山下)