「マジで受かっちゃった、どうしよう」48歳の無名芸人が『極悪女王』出演で掴んだ大チャンス
画像を見る 最終話の“ダンプ松本引退試合”で有終の美を飾る神宮寺

 

■女優陣の体づくりに圧倒された

 

撮影に入ってさらに”ビビった”のが女子プロレスラー役の女優陣だったという。

 

「1番最初に驚いたのが女優さんたちの体ですよね。完全に”仕上がってる”んですよ。僕、プロレス好きなんで、そもそもレスラーの体は見慣れてるんですが、もう女優さんの体じゃないんですよ。みんな”女子レスラー”の体になってて。

 

どういうことなのか気になって、楽屋で恥ずかしげもなく剛力さんに話しかけて聞いたら、クランクインよりも1年前の4年前から、監修で入ってる長与千種さんの女子プロ団体『マーベラス』で、仕事の空き時間はずっと練習をしていたそうです。体作りから、受け身や技、ロープワークとかを1から全部練習して覚えたそうで、それってもうほぼ”入門”ですよね」

 

撮影現場でも女優陣の女子レスラーぶりに圧倒されたという。

 

「朝6時に新宿に集合してバスで移動して千葉の体育館で撮影ってときがあって、”朝早くて大変だな”とか思って行くじゃないですか。それで現場に着いたら、”女子選手”たちがリング上でもうストレッチとかトレーニングしてるんです。主演のゆりやんとか前日から前乗りして朝の4時とかに現場入りしてて。その光景が、もう本当に試合前の女子レスラーそのものなんですよ」

 

同作のプロレスシーンは基本的にノンスタントで撮影されたといい、現場は本物のプロレス会場のようだったという。

 

「僕、プロレス会場には子どもの頃からよく行ってたんですけど、リングから椅子、垂れ幕とか全て本物そのまま。観客役のエキストラさんが入るともうマジのプロレス会場なんですよ。それで、 エキストラの方も最初は観客を演じてるんですけど、目の前で本当に女子プロの試合をやるから見てて本気で感動するんですよ。”ワンツースリー”って決まったら本当に泣いちゃうエキストラさんとかもいて。会場の空気とか熱量がなんか異常でしたね。やっぱりNetflixすげえなと思いましたね」

 

白熱した試合シーンの撮影が終わっても、現場の興奮は続いた。

 

「『はい、カット!』って撮影が終わると、スタッフがバーって駆け寄って、実際のプロレスの試合終了と変わらないんです。セコンドが駆け寄って汗拭いて、次のシーンに備えるためにすぐにマッサージとか始めて、ほぐしてとか。もう完全にアスリートですよね」

 

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出典元:

WEB女性自身

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