■「嵐と戦えば、7万人集まるはず!」
――今回の「2026FIFAワールドカップ」 に多くの刺激をもらったと思いますが、何かチームに変化はありましたか?
「SMILERSのコーチは元日本代表の坪井慶介さん(46)なんです。坪井さんが今回のW杯で優勝したスペインの試合の動きを、全部頭の中にガッチガチに入れてるんですよ。こないだの試合前もSMILERSのスターティングメンバーに、スペインの選手の動き方をぶぅわーーって5分ぐらい熱弁して。
『こうやって、こうなった時にこう。4、2、3、1でいくから。ここでひし形を作る。ここでは四角形を作るぞ。だからお前はここな』って。俺、『マジか!』と思って。ほんまに鳥肌立ってきて。本当の代表の選手が本気で伝えてる時って、『こんな感じになるんや』って思いました」
――7月25日に富士通スタジアム川崎で行われた「山梨学院高校」とのスペシャルマッチの試合前のことですね。全国高校サッカー選手権やインターハイの優勝経験もある名門との戦いには、坪井コーチも熱が入っていたと思います。選手は坪井コーチの話を理解できたんですか?
「選手は『はい、はい』って感じで、わかってんのか、わかってないのかよくわかんなかったです(笑)。でもその日の試合は1番おもろかった。坪井さんの戦術も胸熱やし、選手の動きもいいし、有観客でむっちゃ応援あって選手がテンション上がってるし。前半0対0で折り返して後半もいい感じだったんですけどセットプレーのヘディングで1点入れられて『あーー』ってなってたんですよ。
でも最後のアディショナルタイムで、もうこれがラストプレイっていう時に、フリーキック取ったんです。それで、やままん庄司が渾身の力でパーーンって蹴ったら、ゴールの左隅にボールがスーっと向かって。そしたら相手のキーパーが空気を全く読まへん(笑)。パーーンってボールをはじいて。『え? おったん? そんなに飛ぶの?』みたいな。まだ高校1年生ですよ。それで負けましたが、いつもより動きが良くて最高の試合でした」
――目標は2030年のワールドカップまでに国立競技に7万人集客して試合がしたいとおっしゃっていました。最後にそのときの希望する対戦相手を教えてください。
「復活、嵐。嵐だったら7万人呼べるでしょ」
――呼べますけど、それは嵐に頼りすぎでしょ。せっかく復活するのに、なんで嵐がSMILERSとサッカーせんとあかんのですか(笑)。嵐ファンがポカンとなるでしょ。
「じゃあ僕、前説やりますよ。『復活! 嵐! 今から嵐のメンバーにはサッカーの試合をやってもらいます! 対戦相手はSMILERS!』」
――おかしいでしょ!
河本準一監督が率いる『SMILERS』は「サッカー×お笑い」で本気で勝利と笑いを獲りに行くチーム。そのコンセプトを体現するように、サッカー部門は坪井コーチが、お笑い部門は河本監督が真剣に取り組んで、チームを着実に前へ進めています。
目標の2030年のワールドカップまでに、国立競技場を7万人で埋め尽くすというのは至難の業。しかし笑いと本気の試合を両立させながら、観客の胸を熱くする試合を届け続ければ、おのずと7万人が見えてくるのではないでしょうか。それでも難しければ嵐にお願いしましょう(笑)。
(取材・文:インタビューマン山下)
画像ページ >【写真あり】河本監督と元日本代表の坪井慶介コーチ(他3枚)
