■起死回生の『M-1グランプリ』がコンビを救う
年末で解散すると決めていた2人だが、「M-1グランプリ2021」が大きな転機に。解散が決まっているにも関わらず、都留は「このM-1は尾身くんが目立つネタができるよ」と宣言、阿部寛のモノマネを存分に活かしたネタを作り上げた。その圧倒的な熱量とおもしろさに、尾身は心を打たれた。
尾身「解散が決まっているのに、こんなにおもしろいことをしてくれるのかと。この人はすごいなと改めて思ったんです。年明けには僕のほうから『ごめん……。もうちょっとやってもいいかな』と解散撤回をお願いしました」
都留「じつは、『M-1』でそういうネタを作るという話は前々からしていて、LINEでも送っていたんですけど、尾身くんは僕がそこまで真剣にネタを作ると信じていなかったみたいで。生活に余裕がない時期でもありましたし。やってやるぞと思っていたタイミングで『解散しよう』と言われてしまった形で」
解散寸前にあった2人だが、『M-1』の反響は大きく、コンビでの仕事も増え、ラパルフェは再び走り出した。
そして今年。『VIVANT』が大ヒットするいっぽう、野崎と乃木のモノマネを披露する2人に“クオリティが高すぎる”と絶賛の声が相次ぐようになった。尾身は家でひたすら「野崎さん」というセリフを唱え続け、幼い娘までもが一緒に「野崎さん」と口にするほどだったそうだ。
都留「ありがたいことに、『VIVANT』のおかげで仕事が1.5倍には増えている状況です」
尾身「TBSさんにはたとえどんなお願いをされても、(乃木の真似で)“ありがとうございます” とすべて受け入れる所存でございます」
最後に、これからの目標を聞いた。
尾身「お笑い芸人として呼んでもらえる場を増やしたいです。(今年9月で放送終了したため)かなわぬ夢になってしまいましたが、『有吉の壁』のような番組に呼ばれるコンビを目指したいと思ってきました」
都留「僕はコントが好きなので、やっぱり『キングオブコント』で優勝したいですね。自分の今まで頑張ってきたコントを世の中に認めてもらえたっていう、目にわかる結果なので」
多忙な合間を縫って、本誌の取材に真摯に答えてくれたラパルフェ。『VIVANT』の放送が終了しても、2人の快進撃はまだまだ続いていく——。
画像ページ >【写真あり】堺雅人からのアドバイスも…ラパルフェの『VIVANT』モノマネ(他2枚)
