Kip 昔君が観たあのときのライブと、おとといの渋谷でのライブを比べてみてどう感じたかい?
中野さん 当時はまだ若かったこともあって、"ライブ"を経験すること、そのものに興奮してました。あれからいろいろな音楽を聴いて、時が過ぎて、再びウィンガ―のライブを経験してみて、「あ~ウィンガ―ってバンドは技術的にみても、一流のミュージシャンが集まった素晴らしいバンドだったんだ」ってことが改め感じられました。
Kip アリガトウ! なぜこんな質問をしたかというと、ミュージシャンの成長とともにファンも一緒に成長してきたと思うんだけど、なかなか、昔からの(君のような)本物のファンとは触れ合う機会が少なくてね。ホテルのロビーなんかに集まるファンとはサインや写真で終わってしまうし、今回のようなちゃんとした意見を聞く機会がなかなかないから、そう言ってもらえて嬉しいしいよ。本当にドウモアリガトウ! 貴重な意見、凄く嬉しいよ!
中野さん こちらこそです。みんさんそれぞれソロ活動をされたり、ウィンガ―としての活動を休止されていた状態があったわけですが、やはり大切に思うのは、ウィンガ―ですか?
Reb みんなで集まった初日からそう思ったね。「オオ~!やっぱりウィンガ―だ」って! 2002年にはポイズンのツアーに参加したり、ピッツバーグでキップと一緒にアコースティックライブなんかもやったりしたけどね、あの時はまるでスティーヴン・タイラーとジョー・ペリー(エアロスミス)だったよな~。
Kip ちょっと、レブの言った意味はギタープレイヤーとリードシンガーという"チーム”の例えであって、スティーヴンの方が俺よりずっと上手いシンガーだし、くらべちゃ申し訳ないよ(笑)それくらい仲がいいってことだよ!
Reb トン トン トン(ここでテーブルを3回叩く)
Kip レブは今テーブルを叩いたぜ!
※ノックオンザウッド=自慢話や、ツイている話をしてしまったときなどに他人や(嫉妬の神様!?)に妬まれないよう、木を叩いて取り消すおまじない。でもここでレブが叩いたテーブルの素材は木ではありませんでした(笑)
中野さん ちょっとここで、女性ファンの代表としてミーハ―な質問をしちゃいますが、ずばり日本の女性はどう思いますか?
All Oh~!!!!
次回、日本人女性に対する意外な意見がメンバーの1人から発せられます(笑)
(次回へつづきます)
[撮影:高田太郎]