「マイケル・ジャクソンが死んだらしい!」
早朝一番に、アメリカにいる友人からこのニュースを聞いて、慌ててCNNをチェックしてみたら、これは間違いなく、何かのジョークでもなく、マイケルの死の事実を伝えていました。米メディアが報じたニュースを総合すると、25日午後零時26分(日本時間26日午前4時)ロサンゼルス西部の高級住宅街ベルエアーの自宅(今年から家賃10万ドル、日本円で約960万円@96円で7月から始まるロンドン公演のリハーサルのため借りていた)から、消防局に救急出動の要請があり、救急隊員が到着した時にはマイケルはすでに呼吸をしていなかったという。一時間にわたり蘇生処置を受けながら、4キロ離れたUCLA付属病院に搬送され、兄弟、家族が見守る中、死亡が確認されたそうです。現時点では死因は心不全とされていますが、26日に解剖して調べる方針とのこと。
テレビも新聞も一斉にこのニュースを伝えるなか、現在プロモーションとライブのため来日中の米・シンガーソングライター エリオット・ヤミンさんにインタビューの途中でマイケルについて話しを聞くことができました。
「このニュースを聞いてとっても驚きました。すごく悲しい。だって彼はまだ50歳でしょ?若すぎるよね」。アメリカで絶大な人気を誇るオーデション番組『アメリカン・アイドルシーズン5』で第3位に選ばれたエリオット・ヤミンさん。「あの番組で、ステージ・パフォーマンスのコーチを務めてくれた僕の友達が、実は7月からのマイケルのロンドン公演にバックダンサーとして参加することになっていたんだ。彼は僕以上にとってもショックに違いないよ」と哀悼の意を込めながらコメントをくれました。
今年3月5日に行った緊急会見で、7月にロンドンで最後のコンサートを行うと発表。チケットは即ソールドアウトとなり、どんなショーを見せてくれるのか楽しみにしていたファンも多かったはず。日本からもたくさんのファンが心まちにしていた。
マイケルが“ジャクソン・ファイブ”として活躍し所属していた“モータウン・レコード”と同じく、今年で50周年を迎えた女性自身編集部の写真資料室にも、膨大なマイケルの写真が保管されています。一枚一枚が貴重な写真となってしまいました。
「This is it (これが最後のコンサート)」。あの会見に現れたマイケルの姿が公にみる最後の姿となるとは想像もしなかった。マイケルを愛する著名人からの弔電もたくさん届いているようです。80年代の音楽シーンを席巻し、“キング・オブ・ポップ”と呼ばれたマイケル・ジャクソンの死で、ひとつの時代が終わったような気持ちがしています・・・。R.I.P.
【写真:女性自身編集部本誌写真部提供】