英国のロックバンド“ASH”の『ニッポン大好き』インタビュー!

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左から、リック・マックマーレイ(Dr.)、マーク・ハミルトン(B)、ティム・ウィーラー(Vo&G)

前回に引き続き、今回も夏フェスに登場する注目のアーティストの中からピック・アップするのは、いよいよ今週末からスタートする『FUJI ROCK FESTIVAL’10』に出演の、英国のロックバンド“ASH”(アッシュ)

92‘年北アイルランドのダウンパトリックにて結成。ティム・ウィーラー(Vo&G)、マーク・ハミルトン(B)、リック・マックマーレイ(Dr.)からなる3人組。いきなりナショナル・チャートNo,1を獲得した1stアルバム『1977』から数えて、キャリア14年目のベテラングループです。前代未聞の画期的なプロジェクトとして、昨年の10月から2週間に1度のペースで1曲を、限定のアナログ盤と配信のみでリリースし続け、1年で26曲が揃うという、ファンのみならず、音楽業界からも注目のリリース方法を敢行。発売中のアルバム『A-Z Vol,1』は、そのA-Mまでの18曲にボーナス・トラックを加えたもので、オリコン洋楽デイリー・チャートで1位を獲得しています!そんな今、ノリノリのASHのヴォーカル、ティム・ウィーラーに話を聞きました!

 

—— とっても日本通でいらっしゃるとのことで、これ温泉の成分が入ったバスソルトなんですが、よかったらホテルのバスルームででも使ってみてください。
ティム・ウィーラー(以下ティム) 日本に来るたびに、よく東急ハンズとかで買うんだ。アリガトウ!

—— 昨日の1夜限り限定のライブ(4月の来日時に代官山UNITで行われたスペシャルライブ)もすっごく盛り上がっていましたね!
imageティム 今回はブロック・パーティーのラッセル・リサックがセカンド・ギタリストとして参加してくれているんだ。新曲もまだまだ、自分たちで演奏しながら消化している段階なんだけど、練習しながら演奏している感じっていうのかな?オーディエンスの反応をみながら演奏しているって感じなんだ。今回はとくに “KAMAKURA”って曲を演るにあたって、開演10分前に歌詞をもう一度おさらいして、ステージに立ったんだけど、はじまったらちゃんと歌えてホット安心したよ!

—— その今おっしゃったボーナス・トラックに入っている“KAMAKURA”ですが、まだ行かれたことがないんですよね?今回は行くチャンスがありそうですか?(よしもと芸人多数出演で、ダイノジの大谷ノブ彦監督の “KAMAKURA”のプロモーション・ビデオは必見ですよ!)
ティム う~ん残念なんだけど、今回も行くチャンスがなさそうで、7月はFUJIROCKでの来日だし・・・・。秋にツアーでまた戻ってくる予定だから、その時に行けたらな~。秋の鎌倉はいいでしょ?

—— 是非オススメしますよ!ところで“KAMAKURA”の歌詞には “FUKUOKA” や“NIIGATA”が登場しますが、実は、私のまわりには川崎出身者だったり、川崎にゆかりのある人が多くて、“KAWASAKI”が歌詞に入っていなかったのが、ちょっと残念だって言ってる人がいまして・・・・
ティム ああ〜そうなんだ。KAWASAKIモータースのカワサキ?

—— そう言われる方が多いそうなんですが、オートバイメーカーのKAWASAKI と川崎市とは違うんです。
ティム そうなんだ。じゃあ、今度チャンスがあったらね(笑)。でも日本語の言葉の響きってスゴク綺麗だと思うし、好きなんだ。街にだって美しいものがいっぱいあるでしょ!札幌、京都、福岡にもね。

—— “ICHIBAN”という曲のタイトルも、日本語からですよね?
ティム この曲は、今回レコーディングした50曲くらいの曲のなかでも、1番最初に出来上がった曲なんだ。1曲、壮大な曲を作ろうと考えていたところで1番にできたから、それを記念して“ICHIBAN”にしたんだ。それからVol,2に入れる予定の“サマー・スノウ”っていう曲があるんだけど、これは日本のにごり酒からタイトルをとっているんだ。日本から影響を受けたものがいっぱいあるんだよ。前回来日したときは、わりと長いツアーをやったんだけど、始めて札幌や新潟に行ったりして、たくさん印象に残る思い出なんかも出来たからさ。

—— そんなにASHのみなさんに影響を及ぼしている、日本に住む日本のファンは世界一のファンだって言いきっちゃってもいいでしょうか?
imageティム YES!もちろんだよ!はじめて東京に来たのが18歳のときだったんだけど、北アイルランドの田舎で育った僕は、東京なんてまるで火星に来ちゃったかのような気分だったんだ。そのくらい強いインパクトを受けたんだけど、それ以来何度も日本に来ることができてさ。本当に日本のファンは熱心で、僕たちに対しても忠誠心を持ち続けてくれていて、僕たちもとても楽しい経験をさせてもらっているよ!ファンと一緒にぼくたちも成長しているんだ。2007年の FUJIROCKFESTIVALではホワイトステージに出たんだけど、ホワイトステージの過去最高の動員率を記録したんだ。この記録はもちろん僕たちにとって大きな経験になったし、新記録が樹立できたのも、もちろんファンのおかげだし、それだけたくさんの変わらずに僕たちを指示してくれているファンがいる、ここ日本は世界でイチバンだよ!

—— そんなふう言っていただけて、みんな喜んでいると思います。アルバムの話に戻りますが、昨年の10月から2週間に1曲のペースでシングルをリリースされているわけですが、(2週間に1曲、配信と7インチ(1,000枚限定)の2 形態でシングルをリリースし、1年をかけて26曲を発表するという前代未聞のプロジェクトを敢行中)制作を急かされるようなことはありませんでしたか?
ティム そんなにみんなが思うほど、大変ではなかったよ!締め切りに急かされないよう、事前に曲を作る時間を1年半ほど取っていたからね。でも50曲以上作って思ったのは、ある程度の作業のスピードは必要、でもだからと言って、クオリティは落としてはいけない。その両方の兼ね合いが、やってみて大変なんだな~って感じたよ。用意周到に準備してやってきているつもりなのに、必ずしも準備したように物事は進まないしね。そこそこ大変なところもありつつ、でも納得のいくものを作ったつもりだよ。

—— 「今日はなんだか出来ないや〜」なんて気持ちがアップダウンすることもあったのではないかと思うんですが。
ティム 僕の場合はいつも音の方が先に浮かぶんだ。たまに詞が先に出来ることもあるけどね。詞のアイデアなんて全然浮かばないときでも、音だけは先に出来る。その音楽にどんな詞を付けようかな〜と、頭の中で音がグルグル回りながら2、3日生活しているると、フッと詞が浮かぶ瞬間があるんだ。どこからかしら、インスピレーションを受けるんだ。いつもマインドをオープンにしておくことで、外から刺激が受けられるから、思っていなかったようなところからアイデアが沸いてきたりすることがあるんだ。もし、何にも浮かばなくて煮詰まってしまって眠くなったなら、寝ちゃえばいいんだ。そしてまた起きてから考えればいいやってね。歌詞ってとても感覚的なもので、そのときの自分の感情だったり、気分が反映されるものだと思うんだよね。すごく深層心理的なものを反映しているのが歌詞だと思うんだよね。頭で考えるだけのものではないんだと思うよ。

—— AからMまでの曲の順番は、どのようにして選んでいったのですか?
imageティム みんなを驚かせたいというのがイチバンにあったんだけど、カレンダーを側において、2週間ごとの発売日がいつかってみながら「う〜んこの曲は夏向けじゃないから、VOl,2に入れよう」とか考えながら割り振っていったんだ。そういう意味では、曲順選びはアルバム作りのようで、なかなか考えたよ(笑)。

—— そうですか。ではアルバムから1曲をピックアップしまして、その曲が出来あがった背景を伺いたいのですが、勝手ながらロミヒー(Romihi)のHを取りまして、H番目にあたる“SpaceShot”について教えてください。歌詞に“5時に発射”とありますが、わたしも今日はこちらに5時に来ました(笑)。
ティム その理由って最高だね(笑)。スタジオにハープがあって、シンセを弾いて、遊んでいたら、今までにないような音できて、まるでパーティーソングになったんだ。夏にレコーディングしたんだけど、暑い日で、5日間ずっと働きづめでさ、外にはやく飛び出したい気持ちが溢れてきてできたパーティーソングなんだよ。

—— そうだったんですか。有難うございます。では出演が決まった『FUJIROCKFESTIVAL’10』への意気込みをきかせてください。またアルバム『A-ZVol,2』も年内発売を期待していてもいいですか?
ティム 実はまだ制作中なんだ(10月6日発売が決定!)。でも今言えることは、Vol,1に比べてギターサウンドも多いし、これまたみんなに気に入ってもらえるよ。Vol,2を引っ提げて再びツアーをスタートさせるのも今からとてもワクワクしている。もちろんFUJIROCKもね。FUJIROCKはいちばん大きいグリーンステージに出演予定なんだ!

—— 楽しみにしています。
ティム アリガトウ!

【撮影/永田理恵(女性自身編集部)】

【アルバム】

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『A-Z Vol.1』
CD2枚組初回生産限定盤2,600円(税込み)
通常盤2,300円(税込み)
よしもとア―ル・アンド・シーより発売中

★ 発売中のアルバム『A-Z Vol.1』は、オリコン洋楽デイリー・チャートで1位を獲得!そしてFUJI ROCK FESTIVAL’10への出演を前に最新ニュース!ニュー・アルバムのリリースが決定!通算7枚目のアルバムとなる新作『A-Z Vol.2』が、10月6日に日本先行発売される予定です。前作『A-Z Vol.1』の続編で、ボーナス・トラックを多数収めたCD2枚組の初回限定生産盤と通常盤の2種類で、こちらもお楽しみに!

『A-Z Vol.2』
CD2枚組初回生産限定盤2,600円(税込み)
通常盤2,300円(税込み)
10月6日発売

ASH オフィシャルページ

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『FUJI ROCK FESTIVAL ’10』出演!

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詳しくは http://www.fujirockfestival.com/

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