バックストリート・ボーイズのハウィー・D 待望のソロアルバムついに発売!

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9日に、待望のソロアルバムを発売するバックストリート・ボーイズのハウィー・D。メンバーの中でも、一番日本との絆が強いハウィーが、日本のファンに贈る、気合い100パーセントの自信作!熱い思いを語ってくれました!

インタビュールームに入ると、カーキ色のアーミー風シャツに黒いデニム姿のハウィーが、満面の笑顔で私たちを迎えてくれた。「今日のハウィーは機嫌がいい?」と、事前に担当者に聞くと、不思議そうな顔をされた。ハウィーが不機嫌になったところなんか見たことがないという。そう、会えば誰もが好きになっちゃうのがハウィーなのだ!

―― まず始めに、最近、ここ1年のことを聞かせてください。『NKOTBSB』としてニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックと一緒に、ツアーに出られていましたよね。ニュー・キッズとタッグを組むことは昨年のグラミー賞でのパフォーマンスがきっかけだったんですか?

「話は、グラミー賞の前からあってね、ニュー・キッズのツアーマネージャーをしていた1人からニュー・キッズ時代の話はよく聞いていたんだ。
彼らが解散してからも、メンバーがそれぞれ、僕たちのところへ遊びに来たりして、ずっと交流はつづいていたんだ。で、あるときニュー・キッズの再結成ツアーをやっていたニューヨークに、僕たちのツアースケジュールも丁度重なったんで、ニュー・キッズのアイデアで、僕たちの曲『I Want It That Way』を彼らが歌っているところに、僕たち本物がバックから登場したら、ファンのみんながスゴク驚くだろう、ショックキングな出来事になるに違いないんじゃない?ということで、やってみたんだ。結果は大成功!
以来、ファンのみんなの間から『なぜ一緒にツアーをやらないの?』という話が盛り上がってきて、じゃあグラミーに一緒に出演して、正式に発表しようってことになったんだ」

image―― ロサンゼルスのステイプルズセンターでの公演では、ケヴィン(脱退した元BSBメンバー)も登場したんですよね?

「そう、ロサンゼルスのショウには、ケヴィンも奇跡的に出演したんだよ」


―― ケヴィンとは今でもみんな仲が良いんですね。
「もちろん。いまだに連絡を取り合ってるよ。 ロスへ行くたびに会うし、前回来日したときは、ちょうど彼もミュージカル『シカゴ』の公演で来日していたから、日本で会うことができたりしてね。
今回のアルバムの候補曲も何曲か聴いてもらって、“この曲がいいね”とか、“シングルにはこの曲”ってアドバイスもくれたんだ。お互いに応援し合う仲だよ。彼は脱退しても、ずっとバックスの一員だし、いつでも戻ってきてくれてOKなんだ」

―― ニュー・キッズとのツアーが終了して、今回来日される前にオフがあったそうですが、どんなふうに過ごしたんですか?

「ニュー・キッズとのツアーが終わって、2日間だけだったけど、妻と息子の3人で過ごしたよ。フロリダのオーランドに引っ越したばかりだったからね。その後、ロスに行ったんだんだけど、僕はマネージメント会社も持っていて、若いアーティストたちを自分が培ったノウハウを活かしながら育ててるから、レーベルのトップの人間たちとミーティングしたりしてた。そこからまたオーランドに戻ったら、ちょうどロスからの荷物が届いたんでその荷物をチェックしてとか、いろいろやって日本に来たという感じかな」

image―― それじゃあ実質2日間しか休んでないじゃないですか?

「そんな感じだね」

―― お子さんとはどんなふうに過ごしたのですか?

「一緒にいられるときは、なるべく家族といるようにしているんだ。今回は同行してないけど、前回の来日ツアーのときは、妻も息子も連れて来ていたよ。息子はまだ2歳だからあまり話が出来ないけど、日本に連れてきたりしている間に、もしかしたら、英語よりも先に日本語をしゃべっていたりして(笑)。
コミュニケーションが出来るようになったら、また違う絆が生まれるかな~。今、息子は映画『カーズ』に夢中なんで、カーズのベッドを買ったら1人で寝てくれるかなーって密かに思ってるんだ(笑)」

 

――父親になって価値観が変わりました?
「息子の誕生によって、息子にとって、家族にとって、何がいちばんいいんだろうって常に考えるようになったよ。今の自分の仕事がこんな最高で、そして家族を養うことができるということに感謝の気持ちが生まれたんだよね。ツアーにも一緒に連れて行くことがあるけど、息子はステージに上がると、自分から女の子に投げキッスをしているんだ(笑)。
多分、将来はエンターテイナーになるんじゃないかな。歌もうまいし、ノリノリで踊ってリズム感もあるみたいだからね。逆に妻は全然歌えないんだけど(笑)」

―― では、今回のアルバムについて教えてください。すでに、ニック、ブライアン、A.J.とソロデビューされていますが、彼らから学んだ成功例、失敗例などありますか?

image「確かに他のメンバーの様子をいろいろ見ていて、こういうのがいい、ああいうのがいいなって考えたけど、実際のところ、僕と日本のファンのみんなとの交流のことを考えたら、いちばん最初にソロデビューするのは、僕でもおかしくなかったんだよね。

今までも、BoAやゴスペラーズとのコラボレーションをしたことを考えると、やっぱり僕が最初に日本でソロデビューをしても良かったんじゃないかと思えるよ(笑)。でもね、僕はいつもバックスを優先していたんだ。
よく言われるのが、“ハウィーはバックスの接着剤の役割だね”って。みんなをうまくまとめて、物事を進めるところがあるのから、そういう意味でも自分を二の次に置く部分があったのかもしれない。でも、それは犠牲とも思っていないんだ。
今回のソロアルバム制作には5年前から入っていて、初めの頃はもっとラテンぽい方向だったんだ。でも、今となって見ると、それだけでは物足りなくて他のメンバーを見ながら、検証期間っていうのかな?
自分自身のソロアルバムをリリースするまで、いろいろな方向性を見出すための準備期間ができたなぁと思ったよ」

―― すでにシングルカットされている

『100』は私も大好きで、聞くとジャンプしたくなります。
image「アリガトウ。僕もそうだよ。今回のアルバムで最終的に選曲した曲というのは、ここ2年半の間にできたものが多いんだ。元々ニックと一緒にバックスのアルバム用に書いた『ピュア』という曲は、結果的にはバックスのアルバムの方向性とはマッチしないということで、バックスのアルバムには入らなかったんだけど、僕はスゴク気に入ってて、ソロアルバムに入れたんだ。
それから『オーバー・マイ・ヘッド』って曲もバックスのアルバム用に録った曲だったんだ。2年半の間に、いろいろと変わったけど、時間をかけて作っていくことによって、いちばん僕の中で気に入った曲を、アルバムに入れることができたんだ。
『ウニカ』っていう曲は半分は英語、半分はスペイン語で歌っているよ。ラテンのテイストも入れたつもりだよ」
 

―― 日本盤限定ボーナストラックには、城田優さんとのコラボレーション曲
『If I Say feat.U』が収録されていますね。
「今までBoAやゴスペラーズとのコラボレーションもあったので、今回のアルバムでも誰かとコラボレーションできたらなぁと考えていたんだ。優とは、血筋というか、半分ラテンの血が入っているという共通のバックグラウンドもあって、すごく面白いコンビネーションになったよ。
ほとんど英語で、若干スペイン語も入っている曲なんだけど、優は、人間的にもアーティストとしても尊敬できるとてもイイやつだったよ」

 

―― アルバム楽しみにしています。ところで、大好きなしゃぶしゃぶはもう食べました?
「もちろん!しゃぶしゃぶ、すき焼き、鉄板焼き。この来日中に僕が好きな日本食は全部制覇したよ。あ~お腹が空いてきた~(笑)」

【取材/ヒュー・佐藤】
【撮影/高田崇平】

【アルバム情報】

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『BACK TO ME』
CD 3,150円(税込)
CD+DVD 3,990円(税込)

11月9日発売
エイベックス・エンタテインメント
HOWIE D JPN OFFICIAL WEBSITE
http://www.avexnet.or.jp/howied/index.html
バックストリート・ボーイズ公式ファンクラブ
http://www.bsbofc.com/

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