imageジョニー・デップが現代版『ドン・キホーテ』の映画化に着手したようだ。ディズニーと、デップが設立した制作ブランド「インフィニタム・ニヒル」との間で無事契約が交わされたと<a href=”http://www.deadline.com/2012/12/disney-springs-for-johnny-depp-produced-don-quixote-pitch/” target=”blank”>Deadline</a>が伝えている。

デップと「ドン・キホーテ」には縁がある。テリー・ギリアム監督の映画『ドンキホーテを殺した男』(’00年/未完)ではサンチョ役を得たが、共演者の負傷やロケ現場の騒音など、相次ぐ障害で映画そのものの制作が打ち切られてしまった。企画が持ち上がってから頓挫するまでの顛末をドキュメンタリーとしてまとめた『ロスト・イン・ラ・マンチャ』(’02)ではナレーションを務めている。

今回新たに浮上した映画は、言うまでもなく1600年代初頭にセルバンテスが上梓した小説『ドン・キホーテ』を題材としたものだが、設定を現代に落とし込んで再構成されるという。脚本は『ナイト&デイ』の制作を務めたスティーブ・ピンクとジェフ・モリスが担当する。プロデュースはデップと、その姉であるクリスティー・デンブロウスキ。テリー・ギリアムが再びメガホンを取るか否かについてはまだ明かにされていない。

デップが主演するディズニー作品としては、2013年7月3日に『ザ・ローン・レンジャー(原題)』の公開が控えている。

(C)A.M.P.A.S

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