image

 Entertainment Weekly

 

現在プリプロダクション中の『スター・ウォーズ エピソードVII(原題)』で脚本を担当していたマイケル・アーントが降板し、監督のJ,J.エイブラムスと新しい脚本家がシナリオを大幅に書き換えているという情報をEntertainment Weeklyが伝えている。

 

アーントに代わり、脚本を手がけることになったのは『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』など、ジョージ・ルーカス作品に数多く参加してきたベテランのローレンス・カスダン。

 

初執筆の『リトル・ミス・サンシャイン』でアカデミー脚本賞を獲得し、『トイ・ストーリー3』でも同じくアカデミー賞にノミネートされた実力を持つアーントだが、一体なぜ今回の交代劇に至ったのだろうか。

 

ルーカスフィルムの共同会長を務める映画プロデューサーのキャスリーン・ケネディは、このスタッフ入れ替えを前向きに捉えているようだ。

 

「ラリー(ローレンス・カスダン)とJ.J.が脚本作業をしていると聞いてものすごく興奮しました。ラリーは『スター・ウォーズ』の物語を根本的なところから理解できる極めて少ない人の1人ですし、J.J.は言うまでもありませんが元々素晴らしいストーリーテラーです。マイケル・アーントはこれまで非常に良い仕事をしてくれました。私たちは素晴らしい映画を作るために的確なスタッフを配したチームを組み、準備に取りかかっています」

 

このような大規模のブロックバスター作品では、脚本のリライトは非常によく行われるため、今回の交代を一概に悪い意味に捉えるのは早計だ。

 

『スター・ウォーズ エピソードVII(原題)』来年春に撮影をスタートし、2015年夏の公開を予定している。屋内セットでの撮影はロンドンのパインウッドスタジオで行われることが決まっているが、屋外のロケ地は未だ選定中だという。

関連カテゴリー:
関連タグ: