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MARC JACOBS

お騒がせアーティスト、マイリー・サイラスがNYのファッションブランド「MARC JACOBS(マーク・ジェイコブス)」の2014年春のキャンペーンモデルを務めている。今週、最新の広告ビジュアルが公開されたが、いつものMARC JACOBSのカラーとは少々異なるようだ。それもそのはず、ずっと撮影を担当してきたドイツ人フォトグラファー、ユルゲン・テラーがマイリーを撮ることを拒否したからだ。

「彼は彼女を、とにかく撮りたくなかったんだよ。僕が思い描いていた画は、不機嫌で思い悩んでいる表情の2人の女の子がいるビーチ。そこにマイリーがいたらクールだと思ったんだ」

頑としてマイリーの撮影を拒否するテラーの代わりに、ジェイコブスはデイヴィッド・シムズという名の別のフォトグラファーを手配。このようなトラブルに見舞われながらも、ジェイコブスは「長年、ユルゲンと仕事をしてきたし、アーティストとして彼を愛しているよ」と話し、マイリーの登場しない広告ビジュアルに関してはテラーが引き続き撮影を行っているという。テラーはもっとも成功したファッションフォトグラファーの1人として知られる。キャリアを棒に振るかもしれないリスクを冒してまで、撮影を拒否したということは、昨今の下品とも言えるマイリーのパフォーマンスに嫌悪感を抱いたのか、はたまたマイリーとの間に何か“事件”があったか……そんな邪推が頭をよぎる。

マイリーはジェイコブスと親しい友人関係にあり、レッドカーペットでジェイコブスのドレスを選ぶことも多い。今回の件について、現在のところマイリー側から一切のコメントはない。

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