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英国のソーシャライトで、タレントとして活躍していたピーチズ・ゲルドフが、自宅で死体となって発見されたとBBCが報じた。ゲルドフはまだ25歳で、夫と幼い2人の子供がいた。

 

ゲルドフはミュージシャンのボブ・ゲルドフと、テレビ司会者などを務めた故ポーラ・イェーツとの間に第二子として誕生。生前はコラムの執筆やテレビ番組の司会、モデルなど、多岐にわたる活動を行い注目を浴びていた。私生活が話題に上ることも多く、著名男性とのロマンスがたびたび取り沙汰されてきた。2008年に米国人ミュージシャンと結婚するも翌年に離婚。2012年にはロンドンを拠点に活動するバンドS.C.U.Mのフロントマン、トーマス・コーエンと再婚、2人の息子に恵まれた。

 

地元警察の発表によると、7日の13時35分、通報を受けた救急隊員がゲルドフの自宅に駆け付けたが、既に死亡していたという。死因については現在調査中。

 

父親のボブ・ゲルドフは娘の死を発表する声明の中で、「私たちは悲嘆に暮れています。彼女は家族の中でもいちばん愉快で、面白く、また最も賢くて機知に富んでいました。あの子にもう会えないということにどう耐えればよいのでしょう。私たちは彼女を愛していました。そしてこれからも、大切にしていきます」と悲しみをあらわにしている。

 

ゲルドフはInstagramに息子や愛犬の写真を数多く投稿しているが、命を落とす直前には1枚だけ、「私とママ」と題した小さい頃の自分と母親のツーショット写真をアップロードしている。彼女は11歳のときに母を薬の誤用で亡くしているが、2012年のインタビューで、何年も母の死を認められずにいた、と語っている。「母が亡くなった日のことは覚えています。このことを話すのはいまだに辛い。私は目を背けました。翌日には学校に行ったんです。父のモットーが『Keep Calm and Carry On(落ち着いて、今するべきことをしよう)』だったから。学校へ行って、何もなかったように振る舞いました。私は悲しみに暮れることもなく、お葬式でも泣きませんでした。何の感情も出すことができなかったんです。完全に麻痺していたから。16歳くらいまで、きちんと受け止めて悲しむことができませんでした」——ミュージシャンと結婚し、夫と子供を残して先立つ……ゲルドフの最期は、愛する母のそれと酷似している。衷心から冥福をお祈りする。