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Rolling Stone

米国のオーディション番組「アメリカン・アイドル」シーズン7(2008年)でベスト8にまで勝ち残り、その後はシンガーとして活躍していたマイケル・ジョーンズが急死した。35歳だった。

 

ジョーンズが亡くなったのは米国時間1日。死因はまだ公式発表されていないが、複数の関係者の証言から、足首をひねったことによって生じた血栓が関係していると見られている。

 

「アメリカン・アイドル」の本選では、毎週視聴者による投票が行われ、最下位の候補者が脱落していく。結果発表では、その週で最も票が少なかった3人が「Bottom3」としてステージに残されて審判を待つ、という演出が施されるが、ジョーンズは一度もこのBottom3に入ったことはなかった。

 

番組の翌年にはアルバム「Hold Back My Heart」をリリース。松田聖子の「抱いて…」を英語でカバーするなど、日本でもファンを増やした。7月には、Twitterで「Reckless」というタイトルの新曲を制作していることを明かしていた。

 

ジョーンズはオーストラリアのパースで生まれ、大学テニスの奨学制度で渡米。夢であったミュージシャンとしてメジャーデビューが決まっていたが、突如契約を解除されてしまう。最後のチャンスとして「アメリカン・アイドル」に応募した。結婚していたが、妻には先立たれている。

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