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The Hollywood Reporter

 

1944年に米国で公開されたオットー・プレミンジャー監督の『ローラ殺人事件』は、フィルム・ノワールの中でも評価の高い作品だ。本作が60年の時を経てリメイクされることが決まり、『L.A.コンフィデンシャル』や『ブラック・ダリア』の著者である犯罪小説の旗手ジェイムズ・エルロイが脚本を担うことが明らかとなった。製作するFox2000がすでに契約を済ませたという。プロデュースは『日蔭のふたり』『ウィル 〜夢をかなえる旅〜』のステュワート・ティル。

 

『ローラ殺人事件』はヴェラ・キャスパリーの同名小説を映画化した作品だ。『イヴの総て』や『史上最大の作戦』などで知られる名プロデューサー、ダリル・F・ザナックが製作を手がけ、ジーン・ティアニー、ダナ・アンドリュース、クリントン・ウェッブが出演。アカデミー撮影賞を受賞したほか、監督賞、脚色賞、助演男優賞、美術監督賞にノミネートされた。

 

エルロイはここ数年、小説家としてだけのみならず、映画の脚本家としても名を上げており、『フェイク・シティ ある男のルール』(2008)や『ランパート 汚れた刑事』(2011)の脚本を担っている。

 

 

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