image

Richard Harbaugh / (C)A.M.P.A.S.

アカデミー賞ノミネートの実績を持つ女優メリッサ・マッカーシー(44)が、ファッションブランドを立ち上げることがわかった。コンセプトは「あらゆるサイズの服」だ。

 

マッカーシーが得る人気には、そのふくよかさも大きく貢献しているが、彼女はいつも着るものに困っているという。

 

「私はいつも言っているの。『どうして大きな服が見つからないの?』って」。

 

『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』でアカデミー助演女優賞にノミネートされたとき、5〜6人のデザイナーにドレスを提供してくれるよう打診したが、けんもほろろに断られたことをRedbook7月号のインタビューで明かしている。アカデミー賞受賞式で女優が着るドレスは全世界にブランド名と併せて広く報道されるため、あらゆるメゾンが虎視眈々とその栄誉を狙っているにも関わらず、だ。

 

現在、マッカーシーは様々な体型の女性のためのスポーツウェアコレクションを作っている。日本でも、女優やモデル、タレントが専門知識もなく洋服のプロデュースをするケースがよくあるが、マッカーシーの場合は違う。彼女は小さい頃からデザイナーを目指し、実際にニューヨーク州立ファッション工科大学でデザインを学んだプロなのだ。小学校時代には、すでにVogueを見ながらパターンを引いていたという筋金入りだ。

 

「すべてのサイズを揃えているわ。一定のサイズどまりでそれ以上はない、なんておかしいでしょ? 女性にはいろいろなサイズがあるのに、どうして服はそうじゃないの?」という言葉のとおり、自身を含むプラスサイズの女性を考慮した、手頃な価格のカジュアルスポーツウェアコレクションになるという。2015年の秋冬物から、デパートやスポーツ専門店、オンラインショップなどで展開予定。2016年には小物や美容グッズなども揃えていくという。

 

 

関連カテゴリー: