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(C)Toys”R”Us / Amazon.com

日本では「妖怪ウォッチ」関連グッズの品不足が長いこと続き、いわゆる“転売屋”が暗躍しているが、米国でも似たような現象が起こっているようだ。クリスマス商戦の只中、「アナと雪の女王」の人気おもちゃが品薄のため定価をはるかに上回る価格で売買されているのだ。

 

問題の商品は、エルサが作った氷の城と、アレンデール宮殿のミニチュアがセットになったおもちゃ(Disney Frozen Castle & Ice Palace Playset)。定価は119ドル99セント(約14,000円)だが、大手小売り店トイザらスのオンラインショッピングサイトでは売り切れが続いている。この商品名をAmazon.comで検索すると、275ドル99セント(約32,000円)という倍以上の値段がついた出品が30件近くヒットする。

 

米CNETは、このようにおもちゃを定価で仕入れてプレミアをつけて転売しているジム・シェパードという男性にインタビューしている。シェパードによると、たとえ定価の倍であっても、amazonに出品すれば1日も経たずに売れてしまうという。

 

「もしおもちゃ屋で、カートに3個以上同じ物を入れている人がいたら、それは子供のための買い物じゃないね。こういうことをしているのは俺だけじゃない」とシェパードは悪びれることなく話す。実際、200万人以上もの“独立した売り手”がいるという。彼らはあらゆる手段を使って品物を仕入れ、Amazonで売りさばく。こうした転売屋に人気のスマートフォンアプリが「Profit Bandit」だ。実際の店舗にある商品のバーコードをスキャンすると、現在Amzonでどれぐらいの価格で取引されているかがわかるという代物で、3万回以上もダウンロードされているという。

 

つい先日、東京・池袋のサンシャインシティに「ポケモンセンター メガトウキョウ」がオープンした。ここだけで販売される限定のぬいぐるみを数十万円分も買う転売屋の写真が数多くツイートされ、非難の声が相次いでいた。転売屋は手軽に利益を得ることができるが、それと同時に軽蔑のまなざしと憎悪感情も買っていることを知っておくべきだ。

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